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高野口で大正ロマンを…♪再織体験や歴史建造物巡り

高野山麓の日本でも名高い織物の町、和歌山県橋本市高野口町で、今秋、楽しい再織(さいおり)体験や歴史的建造物めぐり、新鮮野菜の軽トラ市などが繰り広げられる。橋本市=平木哲朗(ひらき・てつろう)市長=が町の活性化に向けて、「大正浪漫(ロマン)薫るまち『高野口』ブランディングキャンペーン」を展開、「どうぞ秋の一日を満喫してください」と参加を呼びかけている。
もともと高野口は高野山の表玄関で、大勢の参詣人が往来して栄えた。江戸時代には木綿織物、後に川上ネルの産地、明治初期には再織(さいおり)という特殊織物の製法を創案。大正時代にはシール織物、昭和初期にはドイツの二重パイル織機を導入。
昭和30年以降は、アクリル合成繊維が開発され、例えば国会議事堂や新幹線、観光バスの座席シート、欧米トップブランドの布地などを製造。世界的に重宝(ちょうほう)されている。
JR和歌山線・高野口駅前やその近辺には、旧旅館の葛城館(かつらぎかん=木造3階建て)や、旧商家の前田邸(まえだてい=木造2階建て瓦葺き=いずれも国の登録文化財=、わが国最大の木造平屋瓦葺き校舎の高野口小学校=国の重要文化財=、1階には織物の逸品など沢山の土産物を置いている同市地場産業振興センター「裁ち寄り処」がある。
「再織体験」は9月23日から「裁ち寄り処」で実施。この再織は明治10年(1878)、同町で綿織物工場を営んでいた前田安助(まえだ・やすすけ)さんが、ヨーロッパのシェニール織をもとに考案した特殊織物。一旦横縞(よこじま)に織った生地(きじ)を縦糸に沿って裁断し、毛羽立ったモール糸にして、それを手織り機で再び柄(がら)に合わせて織る方法。
再織の専門家が9月23、24日、10月7、8、28、29日、11月3、4、19、23日の午後1時~午後5時、指導してくれる。体験無料。1週間前まで要予約。
葛城館でのお抹茶&お菓子味わい体験や見学は10月9、22日、11月3、5日の午後1時~午後4時で、体験時間は約30分。料金は500円、要予約、定員10人。前田邸でのお抹茶&お菓子味わい体験や見学は、9月~11月の第3日曜日の午後1時~同3時で料金は500円、1週間前まで要予約。
語り部とともに「大正浪漫薫るまち『高野口』を歩く」は、9月24日、10月14、15、21、22日、11月11、12、23日の午後1時50分~所要時間は約60分。料金は無料だが、定員15人で要予約(先着順)。
「新鮮朝どれ野菜・果物軽トラ直売市」は高野口駅前で、9月23日、10月22日の午後1時~同4時に開催。高野口駅前~高野口小学校前間を走り、記念撮影する「人力車で高野口を巡る」は、11月5日午後1時~同4時に実施。所要時間は約60分で料金は500円。この他「ペーパークラフト体験」「折り紙体験」「旅先でゆったりカラーセラピー」なども開かれる。
橋本市経済推進部観光プロモーション係の阿武紗英(あんの・さえ)さんは「この情報は橋本市のホームページや『ぱど』などで配信します。どうぞ多くの方々の参加をお待ちしています」と話している。
問い合わせは「再織体験」の場合、裁ち寄り処(電話=0736・26・7868)=月曜は定休日。「葛城館」「前田邸」「大正浪漫薫るまち高野口を歩く」「人力車で高野口を巡る」は橋本市シティーセールス推進課(電話=0736・33・1715)=平日の午前8時30分~午後5時15分。「新鮮朝どれ野菜・果物軽トラ直売市」は橋本市農林振興課(電話=0736・33・6113)=平日の午前8時30分~午後5時15分。
カット写真(上)は高野口駅前の国の登録文化財・旧旅館「葛城館」。写真(中)は再織体験する女性=指導は杉村春美さん。写真(下)は国の重要文化財・高野口小学校。

更新日:2017年9月22日 金曜日 00:00

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