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ご先祖思う10万本の灯♪お盆の高野山・万灯供養会

和歌山県高野町の世界遺産高野山の奥の院・浄域で、お盆の8月13日夜、恒例の「ろうそくまつり」(万灯供養会=まんとうくようえ)が営まれた。国内外から大勢の参拝・観光客が訪れ、約10万本のろうそくを灯して、ご先祖や無縁仏を供養し、それぞれ幽玄(ゆうげん)の世界にひたった。
同実行委員会などが主催、高野町青少年団体連絡協議会などの共催。祭りの舞台は一の橋から弘法大師・御廟(ごびょう)までの約2キロ間で、古い石畳が続き、あたりは千年杉の木立に囲まれ、名だたる武将たちを含む墓石群に覆われている。
参道の中途付近では、初の「ろうそくまつりポスター作品展」を開き、高野山中学校・美術科の3年生6人が描いた、心癒される蝋燭(ろうそく)の灯や、ろうそくまつり風景などの絵を掲示。蝉や蜩(ひぐらし)の声に包まれながら、多くの人々が見入った。
参拝・観光客らは、参道の各ブースで、ろうそくを沢山もらい、1000年間燃え続けているといわれる、奥の院・灯籠堂からの採火をいただき、ろうそくに移すと、あたりは長い帯状の光明に照らされる。
かわいい浴衣姿の子供たちが、真剣な表情でろうそくに火をともし、手を合わせると、その家族らは懸命にスマホ撮影して、さっそく友人知人らに配信。
祈心灯(きしんとう)設置エリアでは、係りの女性たちが、多くの参拝・観光客のろうそくに火をともして、「祈」という文字に仕上げると、あたりはまばゆいばかり。
多くの人波から「きょうはお盆にふさわしい天気で、とても涼しくてよかった」「なにより高野山でご先祖をお迎えすることができた」などの喜びの声が聞こえていた。
写真(上)はろうそくに火をともす子供たち。写真(中)は「ろうそくまつりポスター作品展」の風景。写真(下)はまばゆいばかりの祈心灯設置コーナー。

更新日:2017年8月14日 月曜日 00:00

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