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うまい紀州の「茶がゆ」♪好評発売1カップ250円

紀州・和歌山では「おかいさん」と呼ばれている「和歌山のお米・茶がゆ」が、和歌山県橋本市高野口町大野のみやげもの企画販売・株式会社「オカザキ紀芳庵(きほうあん)」=岡崎悦也(おかざき・えつや)社長=から発売され、「簡単で便利でおいしい」と好評を博している。
オカザキ紀芳庵の岡崎永子(えいこ)取締役の資料説明によると、この茶がゆは、パンダ・みかん・海のきれいなイラストのパッケージ入りで、内容量は1カップ250グラム(99カロリー)250円(税別)。賞味期限は常温で1年。
オカザキ紀芳庵が商品を企画。大阪府松原市の幸南食糧株式会社が、橋本・伊都地方の良質の米と日本のほうじ茶を組み合わせて、余計な味付けをせず、本来の紀州の茶がゆを製造したという。
茶がゆは紀州・田辺が舞台にもなったNHKの朝の連読テレビ小説「ほんまもん」(2001年)をはじめ、同「ごちそうさん」などにも登場したが、最近ではその紀州でも茶がゆを知らない若者が多く、もちろん関東人には馴染みが薄い。
そこでオカザキ紀芳庵では、伝統の紀州の茶がゆを味わってもらおうと、夏はそのまま冷蔵庫で冷やし、冬は電子レンジで温めるなどして、簡単に味わえる〝即席商品〟を企画。消費者の信頼が厚い幸南食糧に製造を依頼した。
岡崎・取締役は「消費者の皆さまから『これに金山寺味噌か、梅干しがあれば最高』とのご希望がありました」と説明。確かに金山寺味噌や梅干しがあれば最高であり、「茶がゆをおいしくいただくセット商品の発売も考案中です」と話していた。
この「和歌山のお米・茶がゆ」は、JR・南海橋本駅前の「はしもと広域観光案内所」や、橋本市岸上のJA紀北かわかみの産直市場「やっちょん広場」などで販売している。
問い合わせは橋本市高野口町大野1807の16「オカザキ紀芳庵」(電話=0736・43・1401)。
写真(上、下)はオカザキ紀芳庵が企画開発し、幸南食糧が製造した「和歌山のお米・茶がゆ」。写真(中)満面笑顔で逸品「和歌山のお米・茶がゆ」を披露する岡崎・取締役


更新日:2017年4月30日 日曜日 00:00

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