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高野山に春の雪♪全山樹氷みたい~スマホ撮影楽しく

和歌山県高野町の世界遺産・高野山は、4月1日、春の雪が降り、高野山真言宗総本山・金剛峯寺や壇上伽藍(がらん)、奥の院・御廟(ごびょう)などは綺麗に雪化粧し、大勢の参拝・観光客を喜ばせた。
この日未明の高野山(標高約850メートル)の気温は1度の寒さで、全山に湿雪(しっせつ)が降り、5センチ前後の積雪。
夜が明けると、金剛峯寺の檜皮(ひわだ)屋根、朱塗りの根本大塔、弘法大師空海・入定(にゅうじょう)御廟の大屋根は、白銀にかがやいた。
全山春めいていた木々は、まるで樹氷のように凍てついたが、白昼(はくちゅう)気温が上昇するにつれて、雪がしずり、あたり一面に靄(もや)が立ち込める。
壇上伽藍の蛇腹道(じゃばらみち)では、外国人を含む大勢の参拝・観光客がそぞろ歩きして、真言密教のシンボル・根本大塔や国宝・不動堂などの雪景色を、盛んにスマホ撮影。「暖かい高野山もいいが、春の雪の高野山もいいもの」などと、心和ませていた。
写真(上、中)は雪化粧した壇上伽藍・根本大塔。写真(下)は木々も樹氷のように凍てついた蛇腹道のたたずまい。


更新日:2017年4月1日 土曜日 16:48

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