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武将ずらり大坂の陣♪1日開幕~真田ミュージアム

戦国武将・真田幸村(信繁)ゆかりの和歌山県九度山町の「九度山・真田ミュージアム」は、4月1日~来年3月25日、企画展「大坂の陣 豊臣方の武将たち展」を開催する。中野正蔵(なかの・しょうぞう)副館長は「この〝幸村の里〟で武将たちの勇壮ぶりを感じてください」と来館を呼び掛けている。
同展は企画展示室で開催。入口正面には、NHK大河ドラマ「真田丸」で幸村(俳優・堺雅人さん)が着用した、色鮮やかな陣羽織(複製)を展示。
壁面には「大坂5人衆」とよばれる幸村、後藤又兵衛(ごとう・またべえ)、長宗我部盛親(ちょうそがべ・もりちか)、毛利勝永(もうり・かつなが)、明石善登(あかし・てるずみ)など、名だたる10人の武将の人物像パネルを掲示。大型モニターテレビで(3分間)で解説映像を流す。
とくに注目されるのは、4月19日~5月14日に展示される豊臣家の重鎮・石田三成の甲冑(個人蔵)と、10月12日~12月10日の幸村が着用したと伝わる甲冑=大阪城天守閣(大阪市)所蔵=で、多くの来館者が感動しそう。
また、夏休み中の子どもたちに楽しんでもらおうと、7月14日~9月10日は、アニメをテーマにした「落第忍者乱太郎と真田10勇士展」を開催。手裏剣(しゅりけん)や、鎖鎌(くさりがま)、火縄銃(ひなわじゅう)など、子どもたちが喜ぶ品々を並べる予定。
同ミュージアムの常設展は、これまで通り継続。玄関正面には〝真田の赤備え〟の旗や左から甲冑(かっちゅう)姿の幸村、昌幸、大助が並ぶ。「真田シアター」(36席)は幸村の生活ぶりを上映。「3D映像」は、大坂の陣の冬・夏の合戦ぶりを〝動くジオラマ〟状に解説している。
一方、地元では九度山・真田祭り(5月4、5日)や、九度山・大収穫祭(11月11、12日)などが繰り広げられる。
開館時間は午前9時~午後5時(最終入館は同4時30分)。月、火曜日が休館(祝日の場合は開館)。
入館料は一般入場券=大人(高校生以上)500円、小人(小・中学生)250円。乳幼児は無料。障がい者(障がい者手帳など提示)は無料(介添者1人含む)。但し、「落第忍者乱太郎と真田10勇士展」期間中は大人300円、小人150円。
問い合わせは九度山・真田ミュージアム(電話=0736・54・2727)へ。
写真(上)は大河ドラマ「真田丸」で使われた幸村の陣羽織(複製)。写真(中)は石田三成の甲冑(個人蔵)=長浜城歴史博物館・撮影提供。写真(下)は大坂五人衆など豊臣方の武将たちの人物像パネル。


更新日:2017年3月30日 木曜日 00:04

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