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弘法大師に「結縁芳名軸」66巻♪高野山中門に奉納

高野山開創1200年記念大法会を機会に、弘法大師・空海と縁を結ぶ、全国の檀信徒らが記帳した結縁芳名帳(けちえんほうみょうちょう)の軸装(じくそう)が完成し、高野山真言宗総本山・金剛峯寺(和歌山県高野町)は3月28日、壇上伽藍(だんじょうがらん)で、「高野山結縁行脚(あんぎゃ)芳名軸奉納 御法楽(ごほうらく)」を営み、芳名軸を中門二層内に奉安(ほうあん)した。
弘法大師・空海は、平安時代に高野山を開創し、今も高野山奥の院・御廟(ごびょう)に入定(にゅうじょう)、衆生(しゅじょう)の救済を祈り、瞑想を続けているとされる。
そこで同宗は2005年の同大法会を機会に、弘法大師・空海と全国の檀信徒や一般市民に仏縁(ぷつえん)を結んでもらおうと「高野山結縁行脚」を実施。本山の僧侶や全国の檀信徒らがリレー方式で全国各地を巡るなどして、結縁芳名・記帳を呼び掛けた。
その結果、全国の結縁芳名・記帳者数は計6万5044人にのぼり、今回、その結縁芳名を66巻の軸装(長さ27センチ、直径8センチ)にまとめ、2つの桐箱に収納した。
この日、中西啓寶(なかにし・けいほう)座主管長をはじめ、全国の宗務支所長、地域伝道団長、自治布教団長ら100数十人の僧侶が檀上伽藍・中門前に参集。
厳かに般若心経などの読経が流れる途中、中門二層中央に置かれた「結縁芳名軸」が、2人の僧侶の手で桐箱に納められ、小部屋に奉安された。
この中門は同大法会に際し、文化6年(1809)の火災で焼失以来、約170年ぶりに再建され、そこには大佛師・松本明慶(まつもと・みょうけい)さんが解体修復した多聞天像(たもんてんぞう)と持国天像(じこくてんぞう)、新造した増長天像(ぞうちょうてんぞう)と広目天像(こうもくてんぞう)の四天王像を安置している。
中西座主管長は「今回、この中門に6万数千人の芳名軸を奉安できるのは、皆様のご協力のお陰です」と話し、添田隆昭(そえだ・りゅうしょう)宗務総長は「この芳名記帳軸は、末代までお守りします。きっと皆様を見守って下さることと思います」と謝辞を述べていた。
写真(上)は御芳名軸・中門奉納御法楽に出席する中西座主管長。写真(中)は桐箱に納めて中門二層に置かれた6万5044人の結縁芳名記帳の軸装66巻。写真(中)は御法楽を営む中西・座主管長や全国の僧侶たち。

更新日:2017年3月29日 水曜日 00:02

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