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春祭・神楽・餅まき近づく♪隅田八幡・丸高稲荷神社

桜の名所、和歌山県橋本市隅田町垂井の隅田八幡神社の末社・丸高稲荷(まるたかいなり)神社は、今、長い鳥居のトンネル沿いに水仙や椿が咲いて美しい。桜シーズンの4月上旬には、丸高稲荷神社や隅田八幡神社で、恒例の神事「春祭」が開かれる。寺本嘉幸(てらもと・よしゆき)宮司は「ゆったりと春爛漫(らんまん)を楽しんでください」と言っている。
丸高稲荷神社は、入口の大鳥居付近から山上の神社本殿まで、急な坂道に計83基の朱塗りの「鳥居のトンネル」が続く。今、鳥居沿いに水仙が満開で、周辺には椿が真っ赤に咲いて、笹鳴きが飛び交っている。
その北側には、橋本市が新設した紀ノ光台南公園(約4300平方メートル)があり、ステージやブランコ、ターザンロープ、ミニシーソなどの遊具、紀州緑石を使ったテーブルベンチ(7か所55脚)、公衆トイレ(障害者用など6器)、駐車場がある。
丸高稲荷神社では、桜シーズンの4月2日(日)午後1時から祝詞奏上の神事、同3時から「景品付きの大餅まき」、隅田八幡神社では4月9日(日)午後1時から祝詞奏上の神事、同2時から伊勢神楽の舞い、同4時から「景品付きの大餅まき」が繰り広げられる。
同神社によると、丸高稲荷神社の境内周辺には、染井吉野(そめいよしの)を中心に、枝垂(しだれ)桜や牡丹(ぼたん)桜など、計約250本が植栽されている。桜の見頃は、今後の天候次第だが、例年通りだと、4月上旬に満開となる。
寺本佳文(てらもと・しふみ)禰宜(ねぎ)は「例えば丸高稲荷の大餅まきは、山上の境内に櫓(やぐら)を設けて、そこから撒きます。境内は大勢の桜見物客で大賑わいになり、喜んでいただいています」と話していた。
隅田八幡神社へは、京奈和自動車道・橋本東ICから、側道を約3分前後西進したところ。丸高稲荷神社へは、同ICから基幹道路・林間田園都市線を北西に走り、理工協産KK橋本工場前の信号を左折直進するとよい。
写真(上)は丸高稲荷の鳥居沿いに咲く水仙の花。写真(中)はもうすぐ花見シーズンを迎える丸高稲荷神社の鳥居の列。写真(下)は染井吉野以外にも牡丹桜などが植栽されている鳥居周辺。


更新日:2017年3月17日 金曜日 00:00

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