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不幸な猫ちゃん救おう♪和歌にゃんず19日に譲渡会

行き場のない可哀そうな猫たちの里親を探そうと、和歌山県橋本市の「はしもとさくら猫の会・和歌にゃんず」=富岡晃代(とみおか・あきよ)代表=は、3月19日(日)、同市高野口町伏原185の1の高野口動物病院で、「猫の譲渡会」を開く。猫の殺処分を極力減らす4月1日の和歌山県動物愛護条例一部改正・施行を控えて、同会では「お互いに協力しながら、不幸な猫を救いましょう」と呼びかけている。
この譲渡会は午後2時から同時6時まで開催。富岡代表をはじめ愛猫家(あいびょうか)たちが、もともと外で生まれたり、捨てられたりしていた猫たちを自宅に連れて帰り、月齢に応じた健康診断を受けて、最低限でもワクチンを接種し、さらに避妊・去勢(ひにん・きょせい)手術を施した猫たちを、素顔のまま人々に披露。猫の写真を掲示披露する写真参加もある。
譲渡会の流れは①猫たちとのお見合い②アンケートに記入し保護主との話し合い③後日届けによるお試し飼育期間を経て正式譲渡となる。譲渡会当日、猫ちゃんを連れて帰ることはできない。
これら猫たちは、例えば避妊手術済みの場合、すでに15000円前後の費用がかかり、ワクチン接種の場合は約3000円程度の費用がかかっているので、里親となって引き取る場合は、その費用を支払うことになる。
また、里親探しに猫を連れて参加する場合は予約が必要で、会場費やチラシ代などの経費として、1匹当たり500円が必要。もちろん里親になるかどうかは自由で、猫たちとの対面、観覧は無料。
「はしもとさくら猫の会・和歌にゃんず」は平成28年11月に発足。公益財団法人どうぶつ基金の佐上邦久(さがみ・くにひさ)理事長の講演会で知り合った富岡さんや橋本市議会副議長の土井裕美子(どい・ゆみこ)さんらが「猫の譲渡会」活動をしている。
4月1日には和歌山県動物の愛護及び管理に関する条例が一部改正され施行される。遵守事項として▽所有者の氏名連絡先を記した首輪・名札、マイクロチップを装着する▽糞(ふん)の適正処理▽屋内飼養の努力義務▽不妊去勢手術などの繁殖防止措置を努めることなどを規定。自分の飼い猫以外の猫への餌やりについても、生殖できない猫(避妊去勢済み)に限定し、地域住民への説明に努めることとしている。
土井さんは「可愛い猫の命を守るために、ぜひ、譲渡会に参加してください」と呼びかけている。
詳細はネット検索「はしもとさくら猫の会 和歌にゃんず」で紹介。問い合わせ・予約は土井さん(電話=090。・3489・3505)。
写真(上、下)は行き場のない不幸な猫たち。写真(中)は写真でも参加の行き場のない猫たち。


更新日:2017年3月5日 日曜日 00:12

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