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水仙に雪♪夜道に足跡~橋本・大寒3日目の銀世界

和歌山県橋本地方は、大寒3日目の1月23日、昼前から雪が降り始め、紀の川南岸の国城山(標高552メートル)は、たちまち銀嶺(ぎんれい)、山麓の市街地は白銀世界に早変わり。厳しいながらも橋本の1月中旬の風情を呈した。
紀の川・橋本高野橋から、九度山町の紀伊丹生川・赤瀬橋に抜ける「紀ノ川フルーツライン」は、しばらく雪は積もらなかったものの、南側の国城山や山腹の集落は、あっという間に雪化粧。古い屋根の反りや、厳(いか)つい鬼瓦が、一幅の絵画のよう。
市街地では、白い水仙が、それより白い雪をかぶり、じっくり耐えている。その彼方には、春らんまんの頃、満開の桜に覆われる国城山が、今は純白の衣装に包まれている。
橋本市あやの台のスーパー銭湯「きらく湯」橋本店では、天井のない3つの壺湯にも、静々と雪が降り、壺湯の中の客は、頭にタオルを乗せて、ひたすら瞑想三昧。
橋本駅前の居酒屋では、さすがに雪道に挑む人々は少なく、近所の人たちでほぼ満員。入店客は入口で雪を払い、帰り客は戸を開けるなり、「おぉ、積もってるがな」と言い残して去る。
外灯に照らされた夜道は、しっかり眺めると、車や自転車の轍(わだち)が残り、その中には、くっきりと靴の足跡も…。YAHOO・JAPAN天気予報によると、24日も前日に似て、このような雪が降りそうである。
写真(上)は雪をかぶった水仙の向こうに白銀の国城山がかすむ。写真(中)はたちまち雪に覆われた国城山中腹の家々。写真(下)は雪道にくっきり残る足跡。


更新日:2017年1月24日 火曜日 00:01

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