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寳來山神社「正遷宮」記録映像を奉納~北山勝信さん

テレビの投稿ビデオ番組で、和歌山県橋本・伊都地方の伝統行事や話題紹介に活躍中の「紀ノ川映像クラブ」会員・北山勝信(きたやま・かつのぶ)さん(72)=和歌山県橋本市在住=は、かつらぎ町萩原の寳來山(ほうらいさん)神社の「遷座祭(せんざさい)」や「正遷宮奉祝祭(しょうせんぐうほうしゅくさい)」などをビデオ撮影し、それぞれ4時間32分の記録映像にまとめたブルーレイディスク&DVDを奉納した。北山さんは「素晴らしい光景なので、皆さんに喜んでいただければ本望です」と話し、森和弘(もり・かずひろ)宮司は「20年に1度の正遷宮奉祝祭の貴重な映像・音声記録です。皆様に集まっていただき、ご披露したうえ、大切に保存したい」と謝辞を述べていた。
社伝によると同神社は奈良・平安時代の貴族・和気清麻呂(わけのきよまろ)公が勧請(かんじょう)し、光仁天皇の寶亀年間(770~780)に創建された古社。
今回、朱塗りの本殿4棟(国重要文化財)と脇社殿2棟(県指定文化財)の檜皮(ひわだ)屋根葺き替え、朱塗り塗装。幣殿(へいでん)や両部鳥居(りょうぶとりい)、玉垣などの修復。社務所、小宮5社、木製灯籠(とうろう)21基、手水舎(ちょうずしゃ)、男女トイレ計4器、駐車場(19台)を新造した。
北山さんは10月2日、完成した本殿や鳥居、境内などを撮影。同8日の「大幟(おおのぼり)上げ・砂持ち玉石奉納」、同14日の「遷座祭(せんざさい)」、同16日の「正遷宮奉祝祭・舞楽奉納」など4日がかりで撮影。さらに自宅・編集室で映像と音声の要所をまとめ、ブルーレイディスク&DVDの各3枚に収録した。
例えば「遷座祭」では、暗闇の中で神様を元の本殿に遷す、白装束の氏子総代らの姿。「正遷宮奉祝祭」では、祝詞(のりと)を奏上する森宮司ら神官、祝辞を述べる郷土の重鎮。巫女姿の中学生による浦安の舞や、いかつい面を被った和歌山雅楽会の雅楽・舞楽奉納などの風景を記録。
また、寳來山神社の秋祭り「奉祝例祭・秋季例大祭」は、JR和歌山線・笠田駅や近畿最大の十五社の樟(じゅごせのくすのき)の下などから、同神社御旅所(おたびしょ)まで、可愛い稚児の行列、綺麗な着物姿の踊り連の踊り行く光景を撮影している。
この日、北山さんは森宮司のお祓いを受けた後、玉串を奉奠(ほうてん)。森宮司が本殿前で「ブルーレイディスク&DVD奉納」を報告した。
北山さんは「2時間に編集しようと思いましたが、稚児行列の子供や、踊り連の女性たちの熱心さ、健やかさに、なかなか割愛することができず、2倍の長さになりました。また、奉祝花火の音や、子供たちの無邪気な声が素敵なので、ナレーションは入れませんでした」と説明。
森宮司は「神社はもちろん、地元の皆さんにとって、大切な正遷宮です。北山さんの心こもる記録映像、その奉仕のお気持ちに感謝いたします」と喜んでいた。
写真(上)はブルーレイディスク&DVDを森宮司に手渡す北山さん。写真(中)は自宅・編集室のパソコンで編集する北山さん。写真(下)は奉納儀式を執り行う森宮司と奉納した北山さん。

更新日:2016年12月7日 水曜日 00:00

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