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巨大地震!列車の乗客救出~JR橋本駅で避難訓練

紀伊半島沖で巨大地震が起きて列車が停止、大勢の負傷者が出たとの想定で、和歌山県橋本市のJR西日本・和歌山線「橋本駅」岩田芳和(いわた・よしかず)駅長=は11月30日、橋本市消防本部や橋本署、中学生を含む一般市民ら、約40人と連携して、大規模災害・救助訓練を行った。
午後1時30分頃、紀伊半島沖を震源とするマグニチュード7・0超の巨大地震により、JR和歌山線「橋本駅」~「紀伊山田駅」間を走行中の列車が停止したとの想定で、その訓練場所を「橋本駅」の構内とした。
駆け付けたJR職員と消防士は、車内で乗客の負傷状況などを確認。警察官が安全を見守る中、すべてのドアを開け、JR職員や消防士が、軽傷者を含む乗客を非常脱出ハシゴで降ろし、線路わきの駐車場に誘導。駅舎から避難した乗降客と合流した。
列車内の重傷者は、線路伝いにストレッチャーで搬出、受け入れOK確認のできた橋本市民病院に救急車で運んだ。
避難現場では消防士が、避難した乗客の氏名、住所、負傷の有無、連絡先などを聞き取り調査。家族と携帯電話で安否情報を交換するよう促した。
この後、全員、災害避難場所である地元の古佐田区民会館に移動。「橋本駅」に備蓄されている飲料水や即席ご飯、ビスケットなどの災害非常食が配られ、無事、訓練を終えた。
岩田駅長は「日本各地で大地震災害が起きている。たとえ大津波が来なくても、乗降客の安全安心を確保しようと、訓練を実施しました」と説明。
JR西日本和歌山支社の中田貴章(なかた・たかあき)安全推進室長は、講評で「大災害が起きた場合、消防署や警察署は、各地域で活動しなければならなくなる。その際、JR職員は、列車や駅構内の乗降客の安全・救護に全力を注がなければならない。きょうは皆様のお陰で、素晴らしい訓練ができました」と、謝辞を述べていた。
写真(上)は非常脱出ハシゴで列車から脱出する乗客たち。写真(中)はJR職員の誘導で線路伝いに避難する乗客たち。写真(下)は橋本駅近くの空き地に緊急避難した乗客たち=いずれも中学生を含む市民が協力。

更新日:2016年12月1日 木曜日 00:09

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