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御神輿50年ぶり修復♪学文路天満宮~秋祭りに登場

学問の神様・菅原道真(すがわら・みちざね)公を祀る和歌山県橋本市南馬場821の学文路(かむろ)天満宮に伝わる江戸時代の御神輿(おみこし)が、50年ぶりに修復され、10月17日、天満宮御神輿蔵に帰ってきた。平成30年10月の正遷宮大祭(しょうせんぐうたいさい)事業の第1弾で、この御神輿は今月23日(日)の秋祭りに登場する。菅野一三(すがの・いつぞう)宮司(70)は「皆様のお陰で綺麗になった御神輿です。御神輿渡御により、地域の繁栄を祈りたい」と話している。
同天満宮は天治元年(1124)の創建。御神輿は寛延2年(1749)に造営され、宮本である南馬場区=吉川和男(よしかわ・かずお)区長=が所蔵。台座は約1・2メートル角、本体の高さ約2・1メートル、屋根は約1・7メートル角の大きさ。棟には赤ら貌(がお)の鳳凰(ほうおう)が羽ばたき、全体は金色、担ぎ棒には社紋の梅鉢紋(うめばちもん)があしらわれている。
この御神輿は毎年秋祭りに担がれてきたため、鳳凰の羽根が破損したり、本体の金箔(きんぱく)などが剥落(はくらく)したりしたため、今年6月、大阪府岸和田市の地車制作・吉為工務店=吉野寿久(よしの・としひさ)代表=に依頼。地元の協力金とコミュニティー助成金(宝くじ)計約700万円で修復した。
同天満宮は2年後の正遷宮大祭に向けて今後、本殿の修復、拝殿の改築、多目的ホールの新設を進めるが、御神輿の修復はその一環で完成第1弾。この日、専門職の手により御神輿蔵で丁寧に組み立てられると、往時の神々しい姿が甦った。
「学文路の秋祭り」は今月22日(土)が宵宮、23日(日)が本宮。地車(だんじり)は宮本の南馬場の1基、学文路の1基、清水、向副、賢堂、横座、西畑の1基の計3基があり、22日は地域を曳行。23日は午前10時30分頃に天満宮境内に参集。菅野宮司が「入魂の儀」を執り行った御神輿が拝殿前の境内に登場。御旅所(おたびしょ)までの約500メートル間を華やかに御神輿渡御(おみこしとぎょ)。続いて3基の地車が、笛太鼓の音もにぎやかに曳行される。
天満宮責任役員の菅野照男(すがの・てるお)さん(71)は「都市部に出ている若者たちも、秋祭りには郷里に帰り、みんなで御神輿渡御、地車を曳行して、大いに地域を盛り上げたい」と喜んでいる。
写真(上)は50年ぶりに綺麗に修復された学文路天満宮に伝わる江戸時代の御神輿と菅野宮司。写真(中)は神々しい御神輿の屋根の鳳凰。写真(下)は修復を終え神輿蔵で組み立てられる御神輿。

更新日:2016年10月18日 火曜日 00:00

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