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女性子供も威勢よく♪隅田八幡秋祭り~笛太鼓に涼風

鎌倉時代の放生会(ほうじょうえ=殺生を戒める宗教行事)を起源とする、和歌山県橋本市隅田町垂井の隅田八幡神社の秋祭り(本宮)が、10月9日、同神社境内を中心に行われ、大勢の市民や観光客が日本の秋祭りの原風景を堪能した。
午前は寺本嘉幸(てらもと・よしゆき)宮司ら神官による祭典が営まれ、午後は恋野区の御神輿(おみこし)1基が境内でお練り。これに続いて山内、赤塚、芋生、下兵庫の4区から担ぎ屋台(かつぎだんじり)計4基が登場。
ハッピ姿の若衆約100人が、担ぎ屋台の2本の棒を担ぎ、笛や鉦太鼓のリズムに合わせて、威勢よく屋台を揺さぶる。そのたびに合戦武士などの繍(ししゅう)入りの羅紗(らしゃ)・縮緬(ちりめん)の緞帳(どんちょう)に飾られた屋台が、上下左右に揺れ、見物客から「すごい迫力!」とどよめきが起きる。
この後、同神社から御旅所(おたびしょ=隅田中学校グラウンド)まで、「御神輿渡御(おみこしとぎょ)=和歌山県無形民俗文化財=が行われ、担ぎ屋台の先導で、御神輿や馬上の寺本宮司、天狗、獅子、氏子総代らの行列が、時代絵巻さながらに行進。御旅所では「神幸祭」の後、御神輿を軸にして、4基の担ぎ屋台が円陣となり、お練(ねり)を繰り広げた。
山内の担ぎ屋台では、多くの子どもや女性たちが、笛太鼓を威勢よく演奏し、下兵庫の担ぎ屋台が練り歩くと、父親の肩車の女の子が、真っ赤な大ウチワを打ち振って、お祭りムードは最高潮。
寺本宮司は「きょうは雨も上がり、涼しい風も吹いてくれて、とてもうれしい。お陰で担ぎ屋台から、皆さんの勢いが感じられます」と喜んでいた。
写真(上)は隅田八幡神社の境内で繰り広げられる担ぎ屋台のお練り=左端は父親の肩の上で担ぎ屋台に大ウチワを振る女の子。写真(中)は参道で休息中も横笛を吹く女の子たち。写真(下)は女性たちが太鼓を打ち鳴らしながら参道を御旅所へ向かう山内の担ぎ屋台。

更新日:2016年10月10日 月曜日 00:51

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