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橋本の柿♪大阪人ら味わう~消費者交流会女性46人

柿の名産地、和歌山県橋本市の〝天地の恵み〟の素晴らしさを都市部の人々に知ってもらう「都市消費者交流会」が、10月3日、同市内の選果場や産直市場などで開かれた。
行政やJAなどで組織する橋本市農産物販売促進対策委員会が主催。大阪を中心に都市部在住の女性46人が参加した。
午前は同市南馬場のマルガク選果場で、刀根早生(とねわせ)柿の選果め出荷風景を見学。紀の川フルーツライン沿いの水本農園で柿の収穫を体験。産直市場「くにぎ広場」で〝畑ごんぼコロッケ〟を味わい、刀根早生柿などの買い物を楽しんだ。
午後は橋本市民会館で、柿の葉寿司の昼食の後、和歌山県伊都振興局農林水産課の大東京子(おおひがし・きょうこ)主任が「和歌山県は日本一の柿生産量を誇ります」と話し、「おいしい柿料理レシピ」を紹介した。
また、平木哲朗(ひらき・てつろう)市長が、橋本はオリンピック金メダリスト・前畑秀子さん、古川勝さんを育んだ紀の川があり、国の伝統的工芸品の紀州へら竿や、新幹線座席シートに使われている高野口パイル織物の名産地…と説明。「ぜひまた遊びにきてください」ねとアピール。全員にあんぽ柿や紀の川柿をお土産に持ち帰ってもらった。
参加者アンケート調査で、大阪の女性は「日本一の柿産地とは知らなかった。選果場で扱うすごい柿の量に驚いた」「くにぎ広場で食べた畑ごんぼコロッケがとてもおいしかった」「また必ず来たい」となどと答えていた。
橋本市経済推進部の北岡慶久(きたおか・よしひさ)農林振興課長は「今後も交流会に取り組み、とくに若い人たちにも、橋本の柿を味わってもらいたい」と張り切っていた。
写真(上)は参加者に橋本の良さを紹介する平木市長=右は伊都振興局の大東主任。写真(中)は柿出荷の柿選別作業を見学する参加者たち。写真(下)は参加者で賑わう「くにぎ広場」。


更新日:2016年10月4日 火曜日 00:00

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