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パイル織物デザイン見事♪専門学校生・優勝2人表彰

日本一のパイル織物の産地、和歌山県橋本市高野口町で開かれたマロニエファッションデザイン専門学校(大阪市)の「パイルデザインコンテスト」優勝者表彰式が、9月27日、和歌山県伊都振興局で行われた。
優勝者は洋服部門で作品「オリエンタルカジュアル」を制作した佐賀(さが)みくりさん(21)と、雑貨部門で作品「ざぶとんエイ」を制作した中村凛(なかむら・りか)さん(22)の2生徒。
これは今月3、4両日に「和歌山高野口にぎわいフェスタ」の一環として、JR和歌山線・高野口駅前の葛城館(国の登録有形文化財)で、同校生徒がパイル織物を使ってデザイン・制作した洋服や雑貨、小物類約50点を展示。コンテストでは観覧者に「良いと思う作品」3点を選択して投票してもらい、最高得点の生徒2人の優勝が決まった。
この日、伊都振興局・応接室にパイル作品を展示。佐賀さんの「オリエンタルカジュアル」は、黒地に首元のオレンジ、ポケットのブルーのコントラストが素敵。中村さんの「ざぶとんエイ」は、まさにエイという魚そっくりて、目をぱちくりさせ、室内装飾にも似合いそう。
2人は高野口・くどやまにぎわいフェスタ実行委員会の原見仁志(はらみ・ひとし)委員長から表彰状を受け、同専門学校は高野口パイルPRに尽力してくれたとして、藤森弘之(ふじもり・ひろゆき)伊都振興局長から感謝状を贈られ、朴智加(ぱく・ちか)教諭が受け取った。
この後の懇談会で、国会議事堂や新幹線の座席シートにも使われている高野口パイル織物の素晴らしさ、デザインの楽しさなどについて交歓。
佐賀さんは「生地自体が素敵なので、それを邪魔しないよう、工夫しました」と言えば、中村さんは「パイル織物のエイ作品を可愛いといってもらえてうれしい」と語り、そのやりとりを朴教諭がやさしく見守っていた。
写真(上)は優勝した佐賀さん=右=と中村さん。写真(中)は藤森局長から感謝状を受ける朴教諭。写真(下)は原見実行委員長や藤森局長=手前の2人=と懇談する同専門学校の生徒たち。


更新日:2016年9月28日 水曜日 00:08

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