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平阪さん一日橋本署長♪歌って「交通事故防止」訴え

和歌山県橋本市高野口町出身・在住のシンガーソングライター・ウインズ平阪さんが、秋の全国交通安全運動中の9月26日、和歌山県警橋本署の〝一日署長〟になり、同市古佐田のJR・南海橋本駅前で開かれた「駅前にぎわいパフォーマンス」のトーク&ミニライブに出演、「皆さん車に気をつけましょう」と、大勢の観衆に呼びかけていた。
この日はちょうど、古佐区のだんじり(地車)の試験曳きの日で、駅前には勇壮な彫刻入りのだんじり1台を展示。女性を含むハッピ姿の大勢の若衆が参集。周辺にはかき氷や焼きそばなどの、楽しいテントのお店も出店した。
橋本市民にはお馴染みの、素人集団「橋本ちんどん笑会」のチンドン屋さんが、笛太鼓も賑やかに、練り歩いてオープニング。
先ず、橋本署の志賀秀行(しが・ひでゆき)署長が「交通事故は年々減少傾向にあるものの、今年、当署管内では2人、県内では27人が死亡、その半数以上はご高齢の方々です」と説明。「このイベントを契機に実のある事故防止をお願いします」と訴えた。
折り目正しい警察署長の制服姿で登場した平阪さんは、WBS和歌山放送ラジオや、FMはしもとのレギュラー番組のように、笑いをまじえた流暢(りゅうちょう)な話しぶりで、「皆さん、運転間違えて、おまわりさんに笛吹かれたから言うて、怒ってはいけません」「笛吹かれたお陰で、事故を起こさずに済んでいるのですよ」などと注意喚起。「なるほど、警察官の注意は、御守りか」と、観衆を頷かせていた。
ミニライブでは、署長姿のままで、「もう何も言わないで」や「和歌山LOVE SONG」などを歌うと、観衆はみんな手を振る。途中、だんじり近くにいる若衆らと肩を組み、体を左右に振りながら歌うと、観衆もからだをゆすり、駅前は大いに盛り上がりを見せていた。
やがて地車が試験曳きを開始。鉦太鼓の音とともに立ち去ると、平阪さんや警察、地元関係者らは、通安全啓発グッズを乗降客らに配布。「飲酒運転しないでね」「夜は反射材を着けて歩こう」などと呼びかけていた。
写真(上)は橋本一日署長の制服姿で挨拶するウインズ平阪さんと見守る橋本市のキャラクター「はしぼう」たち。写真(中)はハッピ姿の地車若衆と肩を組んで歌う平阪さん。写真(下)は試験曳きする古佐田区の地車=橋本駅前で。


更新日:2016年9月26日 月曜日 00:00

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