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児童の防犯標語・看板設置♪警察、渋田小の3人表彰

和歌山県警かつらぎ警察署=田村正寿(たむら・まさとし)署長=と地域生活安全活動協力団体「ほしの会」=安野日出夫(やすの・ひでお)会長=は、町立渋田小学校・高学年児童が作った「防犯啓発標語」の秀作3点を選び、表彰するとともに、同標語を記した啓発看板9枚を同校校門付近や通学路に設置した。
「ほしの会」の会員12人は、同警察署・渋田駐在所=石芳学士(いしよし・さとし)巡査=管内で防犯・交通安全・水難防止などに貢献。今回の企画は、安野会長が石芳巡査と相談・提案。田村署長が「それはいい」と初めて取り組んだ。
渋田小学校=秋田哲男(あきた・てつお)校長=の4、5、6年生児童計47人から、「防犯啓発標語」を募ったところ、全員から応募があり、最優秀に4年生の越道心優(こしみち・みひろ)さん(10)の「身につけよう 一人歩きに 警戒心」、優秀賞に5年生の谷澤茉祐美(たにざわ・まゆみ)さん(10)の「犯罪の 見て見ぬふりは やめようよ」と、6年生の渋川憂真(しぶかわ・ゆうしん)くん(12)の「ぼくたちは 地域の人に 守られる」に決定。
この日、同署員や「ほしの会」会員、児童らが体育館に集まり、田村署長が3人を表彰、関係者とともに記念撮影。「ほしの会」会員は、この防犯啓発標語の9枚の看板(縦90センチ、横45センチ)を制作し、署員と協力して、校門付近2か所と通学路7か所に立て掛けた。
表彰式で田村署長は「皆さんの標語はすべて素晴らしく、感動しました。ありがとう。『ほしの会』の方々とともに、犯罪のない明るい社会づくりに励みます」と誓っていた。
写真(上)は自作の防犯啓発標語を披露する左から渋川くん、越道さん、谷澤さん。写真(中)は表彰された3人を中央に記念撮影するかつらぎ署や「ほしの会」、学校関係者。写真(下)は渋田小学校の校門付近に防犯啓発標語の看板を設ける「ほしの会」会員や警察署員ら。


更新日:2016年9月2日 金曜日 00:00

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