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幸村の里「軽トラ市」賑わう♪来てね毎月第3日曜日

戦国武将・真田幸村(信繁)ゆかりの和歌山県九度山町の〝真田のみち〟(九度山商店街)の空き地で、7月17日、「九度山まちなか軽トラ市」が開かれ、大勢の観光客が地元の野菜・果物・加工食品ショッピングを楽しんだ。
同町内の15事業所でつくる「九度山町商工会軽トラ市検討会」が、NHK大河ドラマ「真田丸」放送で脚光を浴びる〝まちなか〟を盛り上げようと企画。この日、九度山郵便局近くの空き地に、いろんな商品を積んだ軽トラック9台が駐車・開店した。
例えば、「おやつの時間 cafe style」は柿、イチゴ、ブルーベリーなど5種類のかき氷(1杯400円)を提供。「俵屋(たわらや)」は干し柿(8~10個=800円)、トマト(1パック=150円)、「あさみ農園」や「みなと農園」はブルーベリージャム(1ビン=600円)、ブラックチェリー(約10個=300円)を販売。
「一心農園」はモモ(2~5個=200~300円)、手作りコンニャク(刺身=150円、煮物用=200円)、「道上(みちうえ)農園」はアイコトマト(200グラム200円)、ニンニク玉(1玉4~5個=300円)、「宝手箱(たのてばこ)」は地鶏の唐揚げ(250~300グラム=500円)、ピーマン、ナス、トマト(各1袋100円)を並べる。
「(有)南横手商店」は富有柿のドレッシング(290ミリリットル=800円)、真田の里柿カリ―(200グラム=600円)、「(有)太陽食品」は幸村のポン酢(300ミリリットル=600円)、真田丸七味(12グラム=500円)、「谷本萬壽堂」は、だんご(1パック400円)、わらび餅(同600円)を販売した。
いずれも減農薬や無農薬という「安全安心な新鮮野菜と果物」揃いで、加工食品も各事業所特製の自慢の商品ばかり。
「真田のみち」周辺には、順教尼(じゅんきょうに)が口筆で描いた作品を展示している「順教尼の記念館=旧・萱野家」や、みやげ物を販売、食事休憩もできる「真田いこい茶屋」、大坂の陣・出陣まで九度山で暮らした幸村らの戦国史を伝える「九度山・真田ミュージアム」などがある。
多くの観光客らは南海高野線・九度山駅で下車。〝真田の赤備え〟と言われる朱色の提灯(ちょうちん)や旗、吊るし飾りに飾られた「真田のみち」周辺をそぞろに巡りながら、「くどやま軽トラ市」に立ち寄り、「これは美味しそう」「かなり安いわね」などと、好みの品を選んでいた。
九度山町商工会軽トラ市検討会の事務局担当・榎本真治(えのもと・しんじ)さんは「この軽トラ市は、今年末まで毎月第3日曜日に開催する予定です。九度山・真田ミュージアムから、徒歩わずか約5分のところ。ぜひ、幸村の里の野菜・果物・加工食品をご覧ください」とアピールしている。
今後の軽トラ市は8月21日、9月18日、10月16日、11月20日、12月18日(いずれも第3日曜日)の午前9時~正午。とくに「くどやま芸術祭」(9月3日~10月2日)開催中の
9月25日(日)も開催する予定。小雨決行、荒天中止。
問い合わせは九度山町商工会軽トラ市検討会(電話=0736・54・4268)へ。
写真は「九度山まちなか軽トラ市」の風景。


更新日:2016年7月18日 月曜日 00:00

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