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焼き鮎「鮎寿司」人気♪創業100年割烹「一力」

甘露煮の焼き鮎(あゆ)使った逸品「鮎寿司」を売る創業約100年の老舗(しにせ)が、和歌山県かつらぎ町丁ノ町にある。その名も割烹「一力(いちりき)」といい、4代目経営者の壱岐嘉規(いき・よしのり)さんと妻・美保(みほ)さんは「伝統ある鮎寿司、ぜひ、味わってください」とアピールしている。
同店は大正初期、壱岐さんの祖々母に当たるトクエさんが、紀の川北岸沿いの現在地に創業。当初はこの地方では大きな食堂で、5人前後の女店員が働き、流域の漁業者から梁漁で生け捕った子持ち鮎など、沢山の鮎が持ち込まれ、とても調理が追いつかない状態だった。
そこでトクエさんは「この紀の川の豊かな資源を、何としても活かしたい」と思い、鮎の内蔵とヒレを取り除き、串刺しにして焼き、甘露煮にした。さらに甘露煮の鮎の骨を抜いて、初めて「焼き鮎の押し寿司」を開発。地域資源を活かした高級料理を提供する割烹に発展した。
割烹「一力」の屋号は、歌舞伎好きなトクエさんが、よく通っていた京都の「一力茶屋」と、自分の名前にある「壱(いち)」を合わせて名付けた。鮎の水揚げは約30年前から少なくなったので、今は紀ノ川漁業協同組合の養殖鮎を活用。1年中、名物「鮎寿司」を提供している。
壱岐さんは「この鮎寿司は、多種類のネタ(魚)に合わせるのではなく、焼き鮎のネタに絞って、シャリ(ご飯)を炊いています。鮎も甘露煮、焼き鮎であり、生臭くなくて香ばしく、うまみがあるので、多くの方々に好まれる逸品になりました」と喜こぶ。
この鮎寿司の折詰は6切れ=900円、9切れ=1400円(いずれも税込)=。同店や町内の京奈和自動車道・かつらぎ西パーキングエリア上り線内・下り線内の「道の駅」で販売している。
同店2階には宴会場(約30人席)があり、懐石料理には3切れ程度の鮎寿司を添え、「仕出し弁当」にも加えている。
問い合わせは=かつらぎ町丁ノ町2529の4、割烹「一力」(電話=0736・22・0073)。
写真(上)は焼き鮎の押し寿司を披露する壱岐美保さん。写真(中)は割烹「一力」の逸品「鮎寿司」。写真(下)は暖簾も綺麗な創業100年の割烹「一力」。

更新日:2016年6月23日 木曜日 00:00

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