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日本さくら草展・開幕♪~橋本の古民家庭で中村さん

和歌山県橋本市学文路有岡1564の1の「浪華さくら草会」幹事・中村民治(なかむら・たみじ)さん所有の古民家の庭で、4月17日、「日本さくら草展」が始まった。中村さんは元高校数学教諭で、6年前に退職後、毎年同展を開き、友人知人が観覧してきたが、今回初めて、この日本情緒豊かな花を一般公開。「ぜひ、楽しんでください」と言っている。4月25日(月)まで。観覧無料。
中村さんが古民家の格子戸に貼り出した説明書きによると、さくら草は江戸時代に栽培が進み、天保の頃に出来た連(れん=サークル)が品評会を行い、武士の世が終わった明治には、華族資産家、植木屋に引き継がれたが、関東大震災や第二次世界大戦で、多くの品種が消滅。戦後、民主化のお陰で、庶民が栽培するようになった。
この日開幕した「日本さくら草展」では、中村さんが栽培した約200鉢ものさくら草を、自ら構築した木造展示屋形に出展。例えば「松の雪」という名のさくら草は、白い花に緑の縁取りがあり、これは積雪で松の緑が少し見えている風情。「夕暮」は白い花の中央が薄紫で、まさに夕間暮れの中の存在。「風車」は春風に5弁の花が回転しそう。
中村さんは20歳の頃、さくら草の可憐さに加え、「つかみ咲き」や「かがり弁」など、その変化に魅了され栽培。その後、仕事、家庭を持つ中で、長らく「休息」したが退職後、栽培を再開したという。
さくら草を毎回観賞している橋本市妻の日本板画院同人・巽好彦(たつみ・よしひこ)さんは「中村さんは、とても人にやさしく、それだけに育てたさくら草も、まことに綺麗です」とにっこり。中村さんは「どうぞ、ゆっくりご覧ください」と、さくら草に心癒されることを望んでいた。
観覧時間は午前10時~午後4時。南海高野線「学文路駅」南方の山腹を走る「フルーツライン」北側。
写真(上)は初公開された中村さんの「日本さくら草展」=左は中村さん、右は巽さん。写真(中)は可憐に咲いたさくら草と世話をしてきた中村さん。写真(下)はさくら草に見入る巽さん。

更新日:2016年4月17日 日曜日 21:31

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