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洗米頂き、歌を聴き♪転法輪寺の稲荷祭にぎわう

弘法大師空海が開いた高野山(和歌山県高野町)の発祥の寺として知られ、作物の神・白髭稲荷明神(しらひげいなりみょうじん)を祀る奈良県五條市の犬飼山転法輪寺大教堂で、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願う「稲荷祭(いなりさい)」が営まれ、大勢の参拝者でにぎわった。
午前10時、「お稲荷さんのお使い」といわれるキツネの絵をあらわした提灯(ちょうちん)が飾られた大教堂に住職らが登壇して開式。祝詞(のりと)をあげた後、般若心経が唱えられる中、稲荷祭のハイライト「献米の儀」に移り、釜(かま)の上に置かれた桶(おけ)から、稲荷が降りてきた証となる低い響きが堂内に満ちる中、参拝者一人ひとりが檀上に上がり、僧侶から洗米をしゃもじに頂(いただ)き、桶に米を入れ、清浄な思いで手を合わせていた。
この後、大日如来、文殊菩薩など諸真言を読経、玉串奉奠(たまぐしほうてん)と続いた後、五條市と隣接する和歌山県橋本市の森本和夫(もりもと・かずお)さんと畑中秀太(はたなか・しゅうた)さんによるボーカル「ハッタン カーサン スプリングコンサート」が行われた。
2人はギターを奏でながら「遠くへ行きたい」「戦争を知らない子供たち」のほか、森本さんが自ら作詞作曲し、今回が初演奏という「夕陽と旅人」など7曲と、その曲にまつわるエピソードをユーモア交えて披露、会場を沸かせた。
境内の広場では、もち投げが行われ、昼食メニューとして「稲荷寿司」が配膳された。
(フォトライター・北森久雄=きたもり・ひさお)
写真(上)は稲荷祭の風景。写真(中)は僧侶から洗米をしゃもじにいただく参拝者。写真(下)はギター演奏する左から森本和夫さんと畑中秀太さん。

更新日:2016年3月9日 水曜日 00:00

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