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京奈和道・かつらぎ西にアンテナショップ・オープン

和歌山県かつらぎ町の京奈和自動車道・かつらぎ西パーキングエリア下り線内で、道の駅「かつらぎ町商工会アンテナショップ」が完成し、3月6日、オープンセレモニーが開かれた。オープン式には、県内選出の衆議院議員・二階俊博(にかい・としひろ)自民党総務会長ら、錚々(そうそう)たる面々が出席。「ここは将来、国内外からの〝交通の要衝〟であり、県内の特産物・加工品の販売・情報発信の拠点です」と、アピールしていた。
同店は、かつらぎ町商工会、県商工会連合会、県内各商工会と連携し、経済産業省の「地域産品などの販路開拓支援事業」を活用、総事業費2億円で開設した。
建物は鉄骨平屋(延べ541平方メートル)で、外観は町内天野の丹生都比売(にうつひめ)神社の全体をイメージしてデザインした。トイレ(障がい者用)はもちろん、駐車場も国交省分を合わせて約120台が駐車できる。
同かつらぎ西パーキングエリアは将来、関西国際空港から府県間トンネル(平成28年度中に完成予定)経由、または京都・奈良経由で、国内外から世界遺産・高野山への参拝・観光客が訪れる「交通の要衝」となることが予想される。
そこで店内には、県内の農水産物、その加工品、工芸・土産品など約2000品目を出品。ここでショッピングを楽しんでもらうだけでなく、和歌山市加太沖の紀淡海峡でとれた逸品のタイや、〝フルーツ王国〟を誇るかつらぎ町のフルーツなど、商店主らが「うちで売りたい」と思ってもらえる、販路拡大の拠点とした。
この日、地元の門三佐博(かど・みさひろ)元・和歌山県会議長や親交厚い二階総務会長、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事ら国・県の重鎮が参集。かつらぎ町商工会の中谷保(なかたに・たもつ)会長が「県の商工発展に尽力したい」と、謝辞を述べた。
仁坂知事は「ここを拠点に県産品が売れるよう努力したい」と強調。二階総務会長も「皆様の協力で育ててください。私たちもその一端を担いたい」と来賓挨拶。この後、門・元県会議長とともに店舗内を歩き、フルーツや野菜類を買い求めていた。
同店舗には丹生都比売神社、高野山・金剛峯寺など、伊都・橋本地方の観光パンフを置き、自販機や椅子なども用意、ゆったりくつろげるようにしている。店のスタッフは6人で、宮本暑夫(みやもと・あつお)店長は「どうぞ気軽にお立ち寄りください」とにっこり笑顔を見せていた。
年中無休。営業時間は午前9時~午後8時。
同パーキングエリア上り線内には、昨年すでに伊都・橋本地方の特産品・加工品などを販売する道の駅….「かつらぎ西」がオープン。かつらぎ町四郷の大阪・和歌山府県間トンネルが、今年度中に完成予定で、同時期に四郷地区にもう1店のアンテナショップが開店することになっていて、京奈和道・かつらぎ西パーキングエリア周辺は大いに活況を呈しそう。
問い合わせはかつらぎ町商工会(電話=0736・22・1402)
写真(上)は、アンテナショップオープンで挨拶する二階・総務会長と出席した衆参両院議員や県・町の重鎮。写真(中)はさっそく地元フルーツ・野菜を手にする二階総務会長。写真(下)は挨拶す.仁坂知事


更新日:2016年3月7日 月曜日 00:00

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