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星祭楽しチェロの調べ♪犬飼山転法輪寺にぎわう

弘法大師空海を高野山へ導いた狩場(かりば)明神を祀る寺として知られる、奈良県五條市の犬飼山転法輪寺(いぬかいさんてんぽうりんじ)大教堂で、このほど年中行事の一つ、厄除け星祭り結願(けちがん)の「節分会(せつぶんえ)」が営まれ、豆やモチ撒き、チェロコンサートでにぎわった。
2月3日午前10時、信者らでびっしりと詰まった広い大教堂を桑山慈紹(くわやま・じしょう)導師のもと、8人の僧侶が散華(さんげ)しながら登壇。般若心経が唱えられる中、参拝者一人ひとりが火だねのろうそくから点火して燭台に献灯、手を合わせていた。読経が終わると、同堂で僧侶らが袋に詰めた豆を「福は内 鬼は無(なし)」と大声を出して撒き、続いて今年厄年にあたるという男女らによるモチ撒きを行った。
この後、大阪府河内長野市を中心に演奏活動をしているチェロ奏者、松原光(まつばら・ひかる)さんをゲストに迎えてのチェロコンサートが開かれた。
1902年イタリア製というチェロでサン・サーンスの「白鳥」、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番より「ブリュード」のほか、春の小川、夏は来ぬ、村祭りなど、お馴染みの童謡11曲を組み合わせた「ふるさとの四季」、アンコール曲として詠歌の「いろはうた」など計6曲を披露。1曲終わるごとに大きな拍手に包まれた。最後にチェロに合わせてみんなで「ふるさと」をうたった。
和歌山県橋本市から来た田中源一さん(68)は「仏教という環境の中で、西洋音楽を聴けたのは、意外性があってよかった」と話していた。
写真(上)はチェロを演奏する松原さん。写真(中)は丁重に献灯する人々。写真(下)は「福は内 鬼は無」と豆をまく僧侶。
写真・記事=フォトライター北森久雄

更新日:2016年2月6日 土曜日 00:00

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