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真田幸村の「兜」を返して!橋本駅で無念の盗難

来年1月に始まるNHK大河ドラマ「真田丸」を多くの乗降客に知ってもらおうと、和歌山県橋本市古佐田のJR橋本駅=岩田芳和(いわた・よしかず)駅長=が構内に飾っていた手作り「戦国武将・真田幸村の赤備えの甲冑(かっちゅう)」の兜(かぶと)が、10月4日深夜から5日未明にかけて盗難に遭ったことがわかり、和歌山県警橋本署は窃盗事件として捜査している。
橋本駅の話によると、この甲冑は紙製で、真田幸村ゆかりの同県九度山町の「手作り甲冑(かっちゅう)九度山真田隊」=梅下修平(うめした・しゅうへい)隊長=が半年掛かりで制作。
岩田駅長が「真田丸」放映アピールにと、梅下隊長の協力を得て、9月18日から同駅改札口外側の通路わきに展示。同時に同市在住の書家・金森江仙(かなもり・こうせん)さんに「暫」(真田丸の放映まで暫くという意)と書いてもらった書の額や、甲冑姿の幸村タペストリーなどを掲示し、パンフレットを置いた。
4日午後11時29分の最終電車が出発した後、駅員が構内を見回った時は、甲冑の兜は確かにあったが、5日午前5時28分始発の約30分前に巡回した時には、すでに兜がなくなっていて、駅構内や周辺をさがしたが兜は見つからず、橋本署に被害届を出したという。
梅下隊長は「隊員が制作した甲冑の大半は、今年5月の商店・民家火災で無残にも焼失。橋本駅に出展した甲冑は、たまたま隊員が自宅に保管していて、難を免れた作品だったのに、それを盗まれてしまって…」と残念がる。
岩田駅長は「軽い気持ちで盗んだのでしょうが、梅下さんたちの善意でお借りしている作品なので、ぜひ、お返しください。もしも直接が無理なら、駅のどこかへ、そっと戻しておいてください」と訴えている。
写真(上、下)は真田幸村の兜の盗難を説明する岩田・橋本駅長。写真(中)は金森江仙さんの書「暫」やタペストリー、手作り甲冑を飾った橋本駅の通路わき。


更新日:2015年10月6日 火曜日 00:00

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