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玉川峡で神仏祠の開眼法要♪参拝客くつろげる場所に

和歌山県橋本市宿の玉川峡(紀伊丹生川)にある温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」近くの宮山(みややま)で、八坂大明神と薬師如来の神仏2棟の「祠(ほこら)」が再建され、10月4日、地元住民10数人が参列して開眼法要が営まれた。来年7月には同温泉付近から~宮山付近まで車道が完成する予定で、玉川峡愛好会会長の上西進(うえにし・すすむ)さんは「神仏の祠2棟を再建できてうれしい。将来はこの境内で野外コンサートや演芸会、食事会などを催し、とくに大阪など都市部の方々には、自然の素晴らしさを感じていただきたい」と話した。
この宮山は、京都・八坂神社の末社。境内の水楢(みずなら)の老木を取り囲んで、石垣(高さ約1メートル)が積まれ、その老木の東西にそれぞれ1棟の祠が建っていた。ところが昨年4月に水楢が朽ち果てて倒木、そのあおりで東の祠が全壊し、西の祠も老朽化のため無残な姿になった。
そこで、宿区=佐田肇(さだ・はじむ)区長=が専門家に頼んで、水楢跡の東側に「薬師如来」(高さ約1メートル)、西側に「八坂大明神」(高さ約50センチ)=いずれも銅板葺き、総ヒノキ造り=の祠を再建、お札を納めた。
この日、区民10数人が集まり、榊(さかき)と高野槇(こうやまき)、柿やミカン、お菓子などを供え、高野山真言宗・大高能寺(だいこうのうじ)の水田隆真(みずた・りゅうしん)住職が読経。区民が静かに焼香して、落慶に感謝、すべての人々の幸せを祈った。
この間、神仏2棟の祠には、木漏れ日が差し、苔むす宮山の境内(約450平方メートル)には、野鳥の声や玉川のせせらぎの音が透き通る。「やどり温泉いやしの湯」の前は、大阪方面から高野山真言宗総本山・金剛峯寺に通じる国道371号が走っている。
上西さんは「来年には宮山近くまで、車で登れることになります。高野山参拝の行き帰りにも、温泉や宮山で、ゆったりくつろいでもらえるようにしたい」と張り切っている。
写真(上、下)は宮山に再建された2つの祠の開眼法要に参列、祈りを捧げる人たち。写真(中)は2つの祠の開眼法要を営む水田・大高能寺住職。

更新日:2015年10月5日 月曜日 00:00

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