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ユネスコスクールに高野口小~世界平和へ古里教育

和歌山県橋本市名倉の市立高野口小学校=森下まちこ校長、児童数235人=が、ユネスコ(国連教育文化機関)の「ユネスコスクール」に認定され、9月1日、同校体育館で、認定証とプレートの贈呈式が行われた。森下校長は「学校、地域、児童がつながり合い、ふるさと学習を実践して、世界平和につながる心を育みたい」と語った。
「ユネスコスクール」は、ユネスコ憲章(前文=戦争は人の心の中に生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない)の理念を目指し、ESD(持続可能な社会づくりの担い手を育てる)を実践する学校で、同スクールには現在、世界181か国・9000校以上が加盟し、環境、平和、人権教育などに取り組んでいる。
同校は平成26年度に加盟申請し、今年6月に認定され、和歌山県内では和歌山市立広瀬小学校、田辺市立三栖小学校、橋本市立紀見小学校についで4校目。
同校では今後、1、2年生児童は例えば地域住民の案内により、JR和歌山線・高野口駅北側の庚申山(こうしんさん)などを散策。ドングリ拾いでドングリ独楽(こま)、ススキ摘みでバッタ作りなど、自然体験をすること。
3~6年生児童は、最古の木造校舎が重要文化財に指定されている同校をはじめ、地域住民の案内で、葛城館や前田邸などの〝ふるさといいとこさがし〟を実践。防災マップ作りなどにも挑み、最終的には「高野口検定」の小学校バージョン(クイズ方式)にも取り組めば、有意義で楽しいのではないかと考えている。
この日、高野口小学校・体育館に同小児童が集合。壇上で橋本ユネスコ協会の辻本徹(つじもと・とおる)会長から、森下校長に「ユネスコスクール」認定証とプレート(横長ステンレス製、長さ約60センチ、高さ約15センチ)が贈呈された。
辻本会長は、国連憲章の前文を紹介したうえで、「先ず、皆さんは〝ふるさと学習〟などを通じて、友達や地元の人々と仲良くし、住みやすいまちづくりを目指す。今度は高野口の人たちが、和歌山県全域の人々と仲良くし、さらに日本全国の人々、ついには世界各国の人々とつながる。そうすると世界平和が実現できます。私たちも応援するので、がんばりましょう」と語りかけた。
「ユネスコスクール」(公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟)と表示された認定プレートは、同小学校の玄関に掲示。森下校長は「高野口町はパイル織物や再織などで名高く、歴史的な建物や町並み、地元住民の連携も、素晴らしくまとまっています。ユネスコスクールは、この地域の皆様のお力添えをいただきながら実践して、子供たちの心の中に、世界平和の心を育みたい」と誓っていた。
写真(上)は「ユネスコスクール」認定証&プレートの贈呈式=左は辻本会長、右は森下校長。写真(中)は「ユネスコスクール」認定校になったことを全校児童に報告する森下校長。写真(下)は全校児童に世界平和の大切さを説明する森下校長と辻本会長。

更新日:2015年9月2日 水曜日 00:19

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