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ハシゴ車で人命救出!~児童300人が訓練見学

和歌山県橋本市の北部地域の消防・救急拠点である「橋本北消防署」=北岡卓(きたおか・たかし)署長=で、5月25日、同市内の幼稚園、保育園、こども園の子供たち約300人が、消防・救急訓練を見学した。同消防署は北部地域の人命・財産を守るため、平成23年(2011)に新設されたが、これほど大勢の子供たちの訓練見学は初めて。北岡署長は「先ず火災予防が大切。私たちは万が一の火災に備え、訓練を重ねています」と話した。
この日、消防士は、ビル4階から出火、5階で人が助けを求めているとの想定で、鉄骨ヤグラ型の訓練塔(高さ約15メートル)をビルに見立てて訓練した。
消防士がハシゴ車を使って、てきぱきと人命救助・消火活動する姿や、20メートル離れた別の訓練塔まで、素早くロープを渡るブリッジ救出訓練などを見せると、「すごい」「早い」と大歓声を上げていた。
最後に平木哲郎(ひらき・てつろう)市長は、一列横隊に並んだ消防士に対し「敏速な訓練だった」と感想を述べ、「本番でもしっかり消火・人命救助を頼みます」と結び、子供たちには「消防士の訓練の苦労と、防火の大切さとを知ってほしい」と話した。
写真(上、下)は橋本北消防署でブリッジ救出訓練などを行う消防士と見学する子どもたち。写真(中)はハシゴ車で人命救出後、放水消火する消防士。


更新日:2015年5月26日 火曜日 00:00

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