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伊都中央高生・介護士研修を開始~施設協力で県内初

立志、進取、協働を教育目標に掲げて今春開校した和歌山県立伊都中央高校(橋本市高野口町名古曽)で、地域の各施設と学校が連携した県内初の「介護職員初任者研修開講式」が開かれた。
開講式には、同校の生徒14人(女12、男2)が参加。来賓として橋本市介護保険施設連絡協議会会長で特別養護老人ホーム「天佳苑」の堀畑佳久(ほりはた・よしひさ)施設長ら9人が出席した。
初めに挨拶に立った野田幹夫(のだ・みきお)校長は、「高齢化社会の中、介護従事者の育成が急務であり、本講座を開講しました。生徒たちの将来を考え、地域を支えてくれる人材づくりに励みたい」と誓った。
次に堀畑施設長が「介護の仕事」について講演。「私の施設では夜間、1人の介護士が20人の高齢者の世話をしています。1人の介護士が1人の高齢者の世話ならできますが、20人となると専門知識、専門技術が必要です」と強調。「今回の初任者研修は旧・ホームヘルパー2級の資格で、旧・3級には認められない入浴介助など、高齢者の身体に触れることが出来る資格です」と、資格の大切さを説明。また、「高齢者と若者の価値観や常識は大きく異なり、介護士は高齢者の常識に合わせて、世話をしてあげなければなりません」と、最良の介護には、人間性が一番大切なことを力説。生徒たちは、深く頷いていた。
同校は研修会の講師について、出席した介護老人保健施設「さくらがわ」の北谷善寛(きたたに・よしひろ)副施設長、特別養護老人ホーム「天佳苑」の織田和男(おりた・かずお)主任らを紹介。
今後、介護老人保健施設「グリーンガーデン橋本」の3人、特別養護老人ホーム「天佳苑」の3人、同「ひかり苑」の4人、同「さくら苑」の4人、介護老人保健施設「博寿苑」の2人、同「メディケア橋本」の4人、特別養護老人ホーム「国城寮」の5人、橋本市役所の8人の計39人が、講師を務める。
この「介護職員初任者研修」(130時間)は、来年1月末まで開講され、生徒たちは受講後、資格試験にのぞむことになる。
野田校長は「先ず受講生は初任者研修をマスター。さらに社会福祉士や、看護師などを目指す生徒たちも、出てくると思います。高齢化社会の中で、郷土に住み、郷土に貢献してくれることでしょう」と期待していた。
写真(上)は堀畑施設長の発声で「エイエイオー」と気勢を上げる伊都中央高校の生徒たち。写真(中)は講演する堀畑施設長。写真(下)は開講挨拶をする野田校長。

更新日:2015年5月13日 水曜日 00:00

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