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赤い「特急こうや」山河に映え~高野山開創1200年

弘法大師・空海の高野山開創1200年を記念して赤く装飾した「特急こうや」(1編成4両)が、3月1日から、南海高野線・難波駅~極楽橋駅間を走り、沿線住民の心を魅了している。和歌山県橋本市御幸辻のフォトライター・北森久雄(きたもり・ひさお)さんは「素晴らしい特急であり、多くの参拝・観光客を、楽しませることでしょう」と、記録写真の撮影に努めている。
この「特急こうや」は、先頭車両の前部を真言密教の仏具を思わせる黄色に装飾。車両全体は高野山・壇上伽藍(だんじょうがらん)の根本大塔をイメージした赤で飾った。他に2編成があり、そのうち1編成は黒の蒔絵(まきえ)を施し、紫は高僧の袈裟(けさ)を思わせるデザインで飾る。この「特急こうや」は、3月1日~来年2月末、難波~極楽橋間を1日2往復ほど走らせるという。
ここ半世紀以上、南海高野線などの電車と沿線風景を撮り続けてきた北森さんは、3月1日から3日までの間、「特急こうや」を橋本市内の撮影ポイントで待機して撮影。
例えば、1日は冷たい雨の中、同市向副の紀の川鉄橋を渡る「特急こうや」をとらえ、照り翳りする2日は、愛宕山(あたごさん)をバックに橋本川をわたる姿をパチリ。やや雲の多い3日は、紀の川鉄橋を通過して右にカーブする光景をカメラに収めた。
世界遺産・高野山では、4月2日~5月21日「高野山開創1200年記念大法会」が営まれる。それだけに全国の鉄道マニアは、「特急こうや」の運行初日から、沿線各地を駆けずり回り、息をひそめて、カメラアングルやシャッターチャンス待ち。市民もスマホを構えながら、「1度は乗ってみたい」とまぶしそうにつぶやく。
北森さんは「特急こうやは、明るい色彩で、橋本・伊都地方の山河を背景に走るには、ふさわしい色彩ですね。大切な開創法会を盛り上げてくれることでしょう」と目を細めていた。
写真(上)は紀の川鉄橋を渡る「特急こうや」。写真(中)は紀の川鉄橋を通過してさらに右カーブを走る「特急こうや」。写真(下)は愛宕山をバックに橋本川を渡る「特急こうや」=写真はいずれも北森久雄さん撮影。

更新日:2015年3月4日 水曜日 00:00

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