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紫陽花まつり傘、傘、傘~♪ウインズ平阪さん歌う

奈良時代の女性ヒロイン〝中将姫伝説〟で知られる、和歌山県橋本市恋野の「恋し野 あじさい園」で、6月22日、「あじさいまつり」(同実行委員会主催)が開かれ、紫陽花(あじさい)が満開の丘陵地は、橋本・伊都地方や近府県から訪れた大勢の観光客でにぎわった。
久々に梅雨らしい雨が降り続く中、本田池のほとりで開会式があり、実行委の芋生孝治(いもお・こうじ)委員長が「この祭典は平成5年に始まり、一時、途絶えていましたが、今回が7回目となります。近い将来、『中将姫資料館』を設け、中将姫に詳しい田中治先生(医師)の力をお借りして、いろんな資料を展示します。きょうは紫陽花を楽しんでいただき、改めて資料館へもお越しください」と挨拶した。

また、平木哲朗(ひらき・てつろう)市長は「地元の方々の〝あじさい園〟管理に感謝するとともに、市としても恋野地区の素晴らしい自然を生かした、観光行政に力をいれたい」と抱負を述べ、石橋英和(いしばし・ひでかず)市議会議長も「雨の中、紫陽花、そして傘の花も満開です。お世話されている中将姫旧跡保存会の方々に敬意を表します」と謝辞を述べた。

この後、橋本市高野口町出身のウインズ平阪さんの「トーク&プチLIVE」があり、平阪さんが自ら作詞・作曲した紀の国わかやま国体のテーマソング「明日へと」(ダンスバージョン)などを歌い上げると、特設ステージを取り巻いた傘、傘、傘の波が、楽しそうにリズムをとり、遠くの紫陽花の陰からも、大きな拍手が起きていた。

近くのテント張りの仮設店舗では、地元の人たちが、中将姫の名前入りの米や酒をはじめ、餅、野菜、ソフトクリームなどを販売。丘陵地や本田池のほとりは青、白、紫などの約5000本の紫陽花が満開で、家族連れや若いカップルらが、雨に洗われる色鮮やかな紫陽花に見入っていた。

写真(上)は満開の紫陽花と傘、傘、傘のファンに「トーク&プチLIVE」を披露するウインズ平阪さん。写真(中)は美しく咲いた紫陽花のクローズアップ。写真(下)は本田池のほとりで開かれた大賑わいの「あじさいまつり」。


更新日:2014年6月23日 月曜日 00:00

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