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野あざみ♪画家夫妻見とれる~橋本・恋野の畦道

つい先日まで〝和たんぽぽ〟=在来種=が咲いていた和歌山県橋本市恋野のカフェギャラリー「藪椿(やぶつばき)」=新田綾子さん(にった・あやこ)さん経営=前の畦道(あぜみち)で、今度は水彩画のような野あざみが咲いて、「季節の移り変わりが体感できる」と、来店客を喜ばせている。

この畦道は、地元の自然農法家・中山隆士(なかやま・たかし)さんの田んぼの北側。新田さんから「この辺がたんぽぽの里になってほしい」という願いを聴いて、中山さんが今春、畦道のたんぽぽを刈り残した。お陰で、たんぽぽが見事に咲いた後、穂絮(ほわた)となって、風に運ばれていった。来年もたんぽぽが見られそう。

その同じ畦道に、今度は野あざみが開花。中山さんは、再び、野あざみを刈り残したので、野あざみは棘(とげ)のある緑葉をつけ、まっすぐに伸びた茎(くき)の先で、薄紫色の清楚な花を咲かせている。
「藪椿」の顧客で、橋本市隅田町在住の画家夫婦、堀江頴市(ほりえ・よういち)さん、清子(せいこ)さんは「大切に刈り残してくれて、この野あざみ、ほんとうにきれいですね」と目を近づけ、微笑(ほほえ)んでいた。

「藪椿」は日曜日と月曜日が定休日。
写真(上、下)は中山さんの田の畦道に咲いた野あざみに見入る堀江さん夫妻。写真(中)つい先日まで「藪椿」玄関前で美しい穂絮をつけていたたんぽぽ。写真(下)は中山さんの田んぼの畦道に咲いた野あざみ。


更新日:2014年5月26日 月曜日 00:00

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