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御衣黄が満開~大道芸や歌も楽し~橋本・城山台

名物の桜「御衣黄(ぎょいこう)」が満開の和歌山県橋本市城山台2丁目の城山台中央公園で、4月19日、橋本市紀見地区公民館主催の「みどりのさくらまつり」が開かれ、大勢の市民らが「御衣黄」を愛(め)で、大道芸や歌などを楽しんだ。

「御衣黄」とは、この桜が、平安貴族の衣装の色彩に似ていることから、そう名付けられた。同公園ができた約40年前、造園業者が植樹し、今は高さや枝張りが約8メートルに成長。周囲の牡丹桜や八重桜ほどの明るさはないが、黄緑色の優雅で楚々とした風情を醸し出している。
この日の正午、家族連れや若いグループなど大勢の市民が訪れ、藤田ひとみ館長が「きょうは絶好の桜日和に恵まれました。大いに楽しんでください」と挨拶。

この後、「紀の国わかやま国体」と「橋本市」の両マスコットキャラクター「きいちゃん」「はしぼう」が登場。まつりスタッフらが「きいちゃん」「はしぼう」とともに、〝ウインズ平阪〟さんの同国体イメージソング「明日へと」に合わせて、明るさいっぱいのダンスを披露した。

次に大道芸人「うーちゃん」が、風船で「みどりのさくら」を作るバルーンアートや、ジャグリングの妙技をユーモラスに演じ、郷土出身の歌手・美来(みく)さんがオリジナル曲を含め、カバー曲の「また君に恋してる」など5曲を高らかに歌いあげると、大きな拍手が起きていた。

近くでは「安全な食を考える消費者の会」、「城山みどり会」、「紀見地区公民館運営委員会(南部ブロック)」、「山内ウォーキングクラブ」が、それぞれ模擬店を出店。家族連れらは、たこ焼きや、おはぎなどを味わい、心地よい風に吹かれながら、桜見物を満喫していた。

写真(上)は「みどりのさくらまつり」で大道芸を楽しむ子供たち。写真(中)は満開の「御衣黄」。写真(下)はダンスを披露する「きいちゃん」と「はしぼう」。


更新日:2014年4月20日 日曜日 00:09

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