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「錦秋」や「寒行」…写真展・開幕~高野口写友会

和歌山県橋本市高野口町の写真を愛するグループ・高野口写友会=花岡功(はなおか・いさお)会長=の「季節の情景 秋~冬 写真展」が、3月18日、同町名倉288の橋本市IT地域交流センター「裁ち寄り処(たちよりどころ)」で始まった。同会は「会員が心を込めて撮影した作品ばかり。気軽にご覧ください」と呼びかけている。23日(日)まで。入場無料。
同会は平成8年、旧来の写真同好会を発展的に解消して「高野口写友会」を結成。現在会員は40~80代の男女21人。毎年1、2回、全国各地へ1泊2日の撮影旅行を行い、季節や地方の様々な光景を撮影。その作品は毎年春秋、橋本市産業文化会館で開かれるイベントと、同「裁ち寄り処」で展示・発表してきた。
今回は会員16人の作品31点を掲示。例えば、三島英雄(みしま・ひでお)さんの「錦秋(きんしゅう)」は、岡山県真庭市の〝神庭(かんば)の滝〟で、紅葉・黄葉の間から瀑布(ばくふ)の音が聴こえてきそうな光景。
丹下三郎さんの「寒行」は、降りしきる雪の中、高野山の寺院境内で読経している神々(こうごう)しい僧侶の一団を紹介。
花岡会長の「雪の朝」は、高野口町内で激しく雪が降る中、民家の格子角に積もっていく、類似形の積雪をみごとに活写している。
三島さんは「会員は全員、写真が大好きで、とくに全員で行く〝撮影旅行〟が何より楽しみ。撮影旅行なので、ゆったりと風景を眺め、写真をとることができます。それに全員、仲良しばかりなので、お互いの交流も楽しいですよ」と話した。
同会加入の場合、入会金は不要。年会費は6000円。
「裁ち寄り処」の場所は、JR和歌山線「高野口駅」の駅前通り南約250メートル。国道24号線・名倉交差点の北約200メートルのところ。
問い合わせは「裁ち寄り処」(営業は午前9時~午後5時、月曜定休)=電話0736・44・1401。
写真(上)は三島さんの作品「錦秋」(神庭の滝)。写真(中)は個性豊かな写真が飾られた高野口写友会の写真展。写真(下)は丹下さんの作品「寒行」(高野山)。


更新日:2014年3月19日 水曜日 00:13

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