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手芸楽し「鬼」「福」「豆」~女性ら節分押絵作り

「鬼は外、福は内」の節分を来月に控えて、和歌山県橋本市の橋本地区公民館で「節分〝かんたん押絵〟教室」が開かれ、手芸好きの女性たちが1月中旬の午後のひとときを楽しんだ。
講師は橋本市社会福祉協議会のボランティアサークルで活躍中の手芸家・前野美保子(まえの・みほこ)さん。公民館が市販の押絵材料を用意し、女性たち14人が材料費600円を払って参加した。
女性たちは、懇切な前野さんの指導を受けながら、ハサミや接着剤などを使って、ちりめん布やフェルト型抜き、白ボン天などの材料を使い、かわいい押絵を完成させた。
押絵「節分」は、かわいい赤鬼とおちゃめなお多福、それに枡(ます)と豆の図柄で、それこそ「鬼は外、福は内」という声とともに、ぱらぱらと畳や廊下に落ちる、豆の音が聴こえてきそうな美しさ。
3人の友達と参加した主婦の児嶋洋子さんは「こうして、おしゃべりしながら、押絵を作るのが、とてもたのしいです。作品を玄関に飾りますと、訪れた人たちが〝いいね〟と」と言ってくれるので、うれしくなります」と作業を進めた。
前野さんは約15年前から、高齢者施設や病院などに人形などの作品をプレゼントし、〝手芸教室〟に出向いて手ほどきするなど、手芸ボランティアとして活躍している。
同公民館の話では、昨年2月に〝お雛さま〟、5月に〝鯉幟〟、11月に〝月うさぎ〟、12月に〝クリスマス〟の押絵を作り、今回の〝節分〟で5回目。
山本直子館長は「今年度はこれで終わりですが、手芸ファンに好評ですので、できれば来年度も〝アジサイ〟〝アサガオ〟〝木の実〟作りを…と思っています」と言えば、前野さんも「みなさんさえ喜んでくださるなら」と快諾する様子。山本館長は「その節はどんどん参加してほしい」と話した。
写真(上)は押絵「節分」作りを学ぶ女性たち。写真(中)は「節分」「お雛さま」「クリスマス」の押絵作品。写真(下)は押絵作りに励む会場風景。


更新日:2014年1月20日 月曜日 14:48

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