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だんじり最高潮~相賀八幡神社~9台そろい踏み

紀北地方の地車(だんじり)のまち、和歌山県橋本市の秋祭り(本宮)は10月13日、相賀八幡神社(胡麻生)、相賀大神社(市脇)、牛頭(ごうず)天王社(御幸辻)の3社で行われ、各氏子総代らが各神社で五穀豊穣の感謝の祈りを捧げた。
相賀八幡神社(鈴木千鶴子宮司)には、地元の胡麻生はじめ、古佐田、原田、妻など計9地区から〝担ぎだんじり〟2台と〝曳航〟7台の計9台が勢ぞろい。笛や鉦太鼓の音も威勢よく、〝担ぎだんじり〟は高々と支え、〝曳航だんじり〟はやり回しを披露。見物客から喝采を浴びていた。
この後、御神輿(おみこし)や天狗(てんぐ)、獅子(しし)、幟(のぼり)、大字御幣(おおあざごへい)、氏子総代、稚児などの約200人の行列が、同神社を出発。約80メートル南の御旅所まで練り歩き、御旅所に集まって五穀豊穣に感謝。当歳児(今年生まれた赤ちゃん)ら、稚児たちの安泰を祈った。
紀見地区は人口減少で、昨年参加出来なかったが、今年は地域住民の力を結集して参加し、〝そろい踏み〟が復活した。胡麻生の氏子総代・福智清(ふくち・きよし)さんは「とてもうれしい。今年も絶好の祭り日和に恵まれ、各地区とも最高の盛り上がりを見せてくれました」と喜んでいた。
前日の宵宮も、JR南海橋本駅前や橋本市民会館前で、各地区のだんじりが登場、パフォーマンスを繰り広げ、大勢の見物客で大賑わいだった。
写真(上、中)は橋本市胡麻生の相賀八幡神社前で威勢よく練り上げる担ぎだんじり。写真(中)は御旅所で当歳児ら稚児の安泰を祈る神官や氏子総代ら。写真(下)は相賀八幡神社に続々登場するだんじり。


更新日:2013年10月13日 日曜日 19:54

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