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やどり温泉〝孤立解除〟~観光客帰宅~国道開通

和歌山県橋本市北宿の玉川(紀伊丹生川)北側にある温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」は、台風18号の豪雨により、国道371号・上下各1か所が寸断され、孤立していたが、9月18日未明、下流域の国道の土砂が撤去され、2日ぶりに通行可能となった。
16日朝、台風・豪雨で同温泉前の玉川上流100メートル付近の国道371号が長さ約20メートルにわたって同川に崩落。下流域の同市犬戻り付近でも、山斜面の土砂が崩れ、国道371号が埋まった。また、玉川沿いの道路の各所で、流木や砂利石が打ち上げられた。
このため、同温泉に宿泊していた観光客13人と従業員4人は、孤立状態となったが、17日夕、同温泉関係者が高野山(同県高野町)や富貴地区(同)方面から、同温泉上流の道路崩落現場付近まで、乗用車3台をまわした。観光客13人は従業員の誘導で、道路崩落現場のわきを徒歩で通り抜け、乗用車に分乗。南海・高野山駅からケーブルカー、極楽橋駅から電車で無事帰宅した。国道復旧工事は数か月かかりそうで、このルートでの高野山行きは当分できない。
一方、同市犬戻り付近の国道371号は18日未明、パワーショベルなどで土砂が完全撤去され、同温泉への通行が可能となった。また、玉川沿いの道路に堆積している流木、砂利石の撤去作業も急ピッチで行われていて、ここ1両日中には、通行可能になりそう。
やどり地域振興協会の上西進理事長は「玉川峡は山河とも自然がそのまま残された、素晴らしい観光地です。県市の皆さんには、必至で復旧作業に取り組んでいただいています」と言っている。
写真(上)は玉川峡にある温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」。写真(中)は土砂崩れが起きた橋本市犬戻り付近の国道371号の現場。写真(中)は流木が堆積した国道371号の現場=橋本市商工観光課・提供。

更新日:2013年9月18日 水曜日 09:15

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