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花火、山河に映え最高潮〜初のサマーボール躍動

和歌山県橋本市の〝火と水の祭典〟「紀の川祭」と「紀の川カッパまつり」を統合した「紀の川橋本 SUMMER BALL(サマーボール) 」(同実行委員会主催)が、8月3日、同市南馬場緑地広場(紀の川河川敷)で初めて開かれた。会場中央のステージで午後3時前〝和太鼓衆団 高松一家〟が、威勢よく太鼓演奏して開幕。続いて〝紀の国やっちょん振興会〟による〝やっちょん踊り〟が、華やかに披露された。
この後、スタジオ キャッツアイ、Dance Society M.N.Aw、フィットネススペース スプラッシュ、Kiama.I ☆ Dance、小原田 小原庄助の会、ひがわりフォーク(うさぎとひーちゃんバンド)、スノードロップ、岡本愛美さん、浦部陽介さんらが、次々と出演。ひねキング&ひよこシスターズ&たまごキッズも登場して愛嬌をふりまき、会場は明るい雰囲気でいっぱい。
午後6時半からステージで行われた式典で、挨拶に立った同実行委員会の前田陽一郎委員長は、「紀の川橋本サマーボールは、橋本商工会議所と高野口商工会の青年部が中心になって論議を重ね、企画しました。サマーボールは〝橋本をひとつに 大いに楽しもう〟との思いを込めています。出演者も出店者も来場の皆様も、大いに楽しんでください」と呼びかけた。
「こどもわあるど&橋本Cafe」コーナーでは、子どもたちが〝ひも相撲〟〝メンコバトル〟〝工作体験〟〝らくがき〟に参加。水かけゲーム、ミニ運動会(玉入れ、さがし物競争)、ちびっこダンスで遊んだ。
市民期待の「花火大会」は、午後8時から始まり、紀の川河川敷から約5000発の花火が、次々と打ち上げられ、夜空に大輪の花火が咲いて、水面に彩りを添えた。これに連動して、ステージでは「はしもとサタデーナイトフィーバー」が行われ、大勢が踊って心も体も躍動、祭りムードは最高潮に達した。
紀の川流域の高台という高台は、夕刻からマイカーであふれ返り、運よく駐車場所を確保した若いカップルらは、車内から花火見物を楽しんだ。
一方、前日から会場を下見し、昼間から紀の川南岸の〝特等席〟にシートを敷き、簡易椅子も据えて、花火見物をした家族連れは、「きようは天候もよかったし、ここからの眺めも抜群。夏休みの子供たちもいい思い出になったでしょう」と喜んでいた。
写真(上)は紀の川北岸の高台で夜空に咲く花火を見物する人々。写真(中)は華やかに演じられた〝紀の国やっちょん〟踊り。写真(下)は紀の川橋本サマーボール会場はステージイベントやチンドン屋の鳴物で楽しさいっぱい。


更新日:2013年8月3日 土曜日 21:30

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