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匿名寄贈の電波時計を設置〜橋本駅ゆかいな図書館

「時の記念日」の6月10日、和歌山県橋本市のJR・橋本駅にある「ゆかいな図書館」(阪口繁昭・世話人代表)に、匿名で寄贈された立派な〝電波時計〟が掲げられた。阪口代表は「これで、電車に乗り遅れる方が、激減すると思います」と喜んでいる。
この電波時計は、直径34センチの大きさで、定価15750円(税込)の高価な掛時計。4月下旬、40歳代のサラリーマン風の男性が、橋本駅(道浦次男駅長)の事務所を訪れ、「ぜひ〝ゆかいな図書館〟に掛けてください。匿名でお願いします」と寄贈した。
〝ゆかいな図書館〟は小説や詩、エッセーなど常時約1500冊を並べていて、駅の乗降客ら1日平均約150人が利用している。駅では図書館に設置したスピーカーで、電車の発着をアナウンスしているが、読書に夢中になり、ついつい乗り遅れる人もいて、「時計がほしい」という声が出ていた。
そこで、道浦駅長は、寄贈者に敬意を表して〝時の記念日〟のこの日を選び、阪口・世話人代表に掛時計を引き渡し、世話人の一人で電気・機械に詳しい紀北工業高校の元教諭・池永恵司さんが、図書館の壁にしっかりと取り付けた。
道浦駅長は「駅の電車発着のアナウンスは、あくまでも手動で行っているので、このように掛時計があると、確実で、乗り遅れ防止につながります」と話し、阪口代表は「電池式なので、時計が止まらないように、常時管理を徹底したい。〝時の記念日〟には、匿名寄贈者の善意を思います」と感謝していた。
JR・橋本駅は南海高野線・橋本駅と同じ駅舎で、一日の平均乗降客数は、JR・橋本駅で5400人、南海・橋本駅で9000人。同図書館はJR・橋本駅の改札口内の待合室が〝非行の温床〟になっていたため、平成10年(1998)9月に改造して「ゆかいな図書館」をオープン。平成23年3月にはバリアフリー化工事を行い、改札口の外側に移した。図書の持ち帰りが自由なため、県内外の人たちから好評を博している。
写真(上)は道浦・JR橋本駅長から阪口・世話人代表に送られる匿名寄贈の〝電波時計〟。写真(中)は立派な電波時計。写真(下)はゆかいな図書館の壁に電波時計を取り付ける池永さん。

更新日:2013年6月10日 月曜日 12:36

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