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第1回運動会に〝だんじり〟登場〜あやの台小学校

和歌山県橋本市隅田町の〝隅田八幡神社だんじり振興会〟と〝祭り囃子保存会〟(中西修会長)は、6月1日、今春、市立隅田小学校から分離し、新設開校した同市あやの台の市立あやの台小学校の第1回「春季・運動会」に、泉州型の地車(だんじり)を登場させ、「祭り囃子の演奏と地車曳行」を行い、全校児童274人は大喜びだった。
同振興会と保存会は「だんじりのないまちの子供たちに、だんじり曳行を楽しんでもらおう」と平成9年(11997)秋に発足。会員は約80人。
当初、宝くじ助成金で「宝だんじり」と言う名の〝担ぎだんじり〟を新造して、隅田八幡神社の秋祭りに参加。平成18年(2006)には、同市原田地区の厚意で、同地区から大阪・泉州の古い地車を譲り受けた。
これまで隅田八幡神社・秋祭りをはじめ、同市立恋野小学校創立100周年、隅田中学校創立50周年の各記念式典に、地車を登場させ、祝賀ムードを盛り上げてきた。
また、地車のない大阪や和歌山市内など各地域の人々も、この地車曳行や、だんじり担ぎに、はるばる橋本を訪れている。
この日、あやの台小学校グラウンド中央に地車が登場。地車には、源平合戦の彫刻が入り、後部に取り付けた竹笹には、市立隅田中学校の美術部員が描いた〝中将姫〟〝門前市〟〝隅田八幡〟などの郷土の名所・旧跡の絵で飾られている。
その前で、祭り囃子保存会の武川孝夫さんら会員10数人が、そろいのハッピ姿で「まりと殿様」「走り」「祇園囃子」など7曲を、ドンドン、ピーヒャララーと、笛や太鼓で演奏。にぎやかな祭り囃子は、あたりの新興住宅地や緑の山々に流れた。
また、大勢の子供たちが、地車の綱をにぎり、威勢よく引っ張ると、赤鬼や青鬼の面をつけた若衆が屋根で踊り、地車は提灯(ちょうちん)や、竹笹を揺さぶりながら、勢いよく進む。
一方、本部席では、先生が持つマイクに、どっと子供たちが群がり、一人ひとり「わっしょい」「わっしょい」と、腹から掛け声を出し、祭り気分は最高潮。グラウンド周囲で見守る数100人の保護者たちから、万雷の拍手を浴びていた。
さらに運動会本番で、ダンスやリレー、玉入れなどが行われた後、奈良県橿原市のプロの太鼓奏者で「清鼓会」会主の西田清幸さんが「橋本音頭」に乗せて太鼓演奏すると、児童や保護者たちが、そのリズムに合わせて楽しく踊った。
佐藤昌吾校長は「少し小雨がぱらついたが、開校記念式典と運動会を、同じ日に開催できてよかった。子供たちには、地車曳行など一生の思い出になると思います」と感慨もひとしおで、中西会長は「それが何よりです。私たちは、地車のない地域の方々に対し、希望さえあれば、地車をお貸ししますし、よろしければ秋祭りに、地車曳行にお越しください」と話した。
写真(上)はあやの台小学校の第1回「春の運動会」に登場した隅田八幡神社だんじり振興会の地車。写真(中)は地車の前で笛や太鼓を演奏する祭り囃子保存会の皆さん。写真(下)はみんなで協力しながら地車を曳行するあやの台小学校の子供たち。

更新日:2013年6月2日 日曜日 00:52

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