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学問の神様に合格祈願…蝋梅満開・学文路天満宮

〝学問の神様〟として尊崇される菅原道真公を祀る和歌山県橋本市南馬場821の学文路(かむろ)天満宮に、近畿各地から高校・大学入試の合格祈願、合格感謝の参拝客が続々と訪れている。菅野一三宮司は「今年初めて作った〝受験合格〟の願文が人気で、受験生は机上に置いて勉強しています。落ちついて、頑張ってほしい」と言っている。
同神社は、天治元年(1124)に御勧請。明治42年(1909)に学文路村内七ケ字の神々55柱を合祀した。道真公は観世音の化身と言われ、とくに〝学問の神〟〝和歌の神〟〝書道の神〟として尊崇されている。
新しく作った「受験合格」の願文は、高さ23センチ、幅7センチの大きなもの。受験生はこれをヒノキ製の社(やしろ)に飾り、机上に置いて、勉強意欲を燃やす神通力にしているという。初穂料(値段)は、願文500円、社1500円。
このほか、合格祈願の御守や合格梅(5個入り)=いずれも500円、「入」の文字を形どった絵馬(600円)なども置き、南海高野線・学文路駅でも「学文路駅・入場券」(5枚入り、すべ止め砂付き)=750円を販売している。
ちょうど今は、私立高校・大学受験が終わった後、公立高校・大学の受験を直前に控えた時期で、子どもや孫の受験合格に感謝する人、目の前に迫った受験合格を祈願する人たちが、大勢訪れている。
神社拝殿わきでは、美しい蝋梅(ろうばい)が満開で、合格祈願の〝おみくじ〟がしっかりと結ばれている。菅野宮司は「道真公に祈ることで心が落ち着き、受験当日、勉強の成果を十分発揮していただければうれしい」と話していた。
写真(上)は学文路天満宮で満開の蝋梅。写真(中)は今年人気の「受験合格」願文。写真(下)は蝋梅の向こうに見える学文路天満宮の拝殿。


更新日:2013年2月14日 木曜日 14:02

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