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〝畑ごんぼ入りパン〟開発~国城山系〝郷土産品〟に

和歌山県橋本市西畑の国城山周辺の自然環境保全に取り組んでいる〝プロムナード国城〟役員の素和治男さんと、パン研究家の平野貴代さんらは12月6日、郷土名物〝畑ごんぼ&猪肉〟を食材にしたオリジナルな2種類のパンを開発した。このパンは12月9日(日)、地元の「ごんぼ塾・収穫祭」で紹介し、参加者に味見してもらったうえ、郷土の土産商品として売り出したい考えで、〝プロムナード国城〟代表の徳田勝治さんは「自慢の品ができそう」と喜んでいる。
このパンのうちの一つは、パン粉(国産小麦)を直径約1センチの青竹に巻きつけ、炭火でじっくり焼き上げ、青竹を抜いたチクワ状の穴に、畑ごんぼ&猪肉を詰めたもの。もう一つは、畑ごんぼ&猪肉を鏡餅状の小麦パンに包んで蒸したもの。
チクワ状のパンは、焼く楽しみと詰める楽しみ、鏡餅状のパンは、そのめでたい形と、切って味わう楽しみがあり、いずれも、有機栽培の畑ごんぼと、国城山系の猪肉の味が合わさって、郷土味の滲み出た逸品となっている。
〝畑ごんぼ〟とは、江戸時代から西畑で作られ、「味よし香りよし」とうたわれ、一時、途絶えていたが、今は〝プロムナード国城〟が復活させ、オーナー制で栽培。大勢の菜園ファンが汗を流している。
西畑の「~石窯と囲炉裏のオープンカフェ~木間暮(きまぐれ)」オーナーでもある素和さんと、おいしいパン作りに精進している平野さんらは、今年の「畑ごんぼ収穫祭」を盛り上げようと、〝郷土のうまいもん〟作りに挑戦。この日、西畑集会所で、鏡餅状のパンを蒸していた際、チクワ状のパンの穴に畑ごんぼ&猪肉を詰めてみようと思いついた。
実際に作って、味わってみたところ、畑ごんぼ&猪肉と、焼きパンの香ばしさが見事に絡み合い、〝新たな味の天体〟を感じさせたという。
平野さんは「収穫祭では、皆さんの手で焼いて、味わってもらい、意見を聞いたうえで、さらにいい郷土産品に仕上げたい」と話し、素和さんは「畑ごんぼや猪肉だけでなく、使用する炭まで、私たちが構築した窯で焼いたものです。これがほんとうの郷土のうまいもんです」と胸を張っていた。
〝プロムナード国城〟は、生ごみ乾燥堆肥で、畑ごんぼ作りを実践し、植樹や花栽培を促進。自然環境保全に尽力したとして、和歌山県から「環境大賞」を受賞している。
また、すでに畑ごんぼを使った「畑ごんぼあられ」も商品開発。飛ぶように売れているという。
写真(上)は開発した2種類のパンを披露する平野さん。写真(中)は炭火でじっくりと焼く青竹に巻きつけたパン。写真(下)は開発された畑ごんぼ&猪肉を詰めたチクワ状のパン。

更新日:2012年12月6日 木曜日 22:26

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