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高齢者の第1回写真展…〝生き生き〟橋本市民大学

和歌山県橋本市の〝橋本市民大学・生き生き学園〟の写真クラブ(60~80歳代)の第1回写真展が、3月30日、同市東家の橋本市教育文化会館4階で始まった。写真クラブの西本キヨ子会長は「会員が丹精込めて撮った写真です。ぜひ、ご覧ください」と言っている。4月1日まで。入場無料。
同写真クラブは2008年4月、写真を愛する市民で結成。当時、会員はわずか数人だったが、今では会員35人に増加。日本写真協会会員で、橋本フォトクラブ会長の、大谷憲裕さんを講師に、撮影の心構えや撮影技術を勉強。ベテラン会員の中本義則さんからも、明瞭で懇切な手ほどきを受けている。
この日、展示されたのは、全会員の自信作1点ずつ。とくに共通テーマを設けず、各自、自分の気持ちを〝写真表現〟した個性豊かな作品ばかり。
濱田千賀子さんの「マドンナ」は、阿波踊りの女性2人が向かい合った表情だが、まるで女性が鏡台に映っているような艶(あで)やかさ。西本キヨ子さんの「かたらい」は、丹生官省符神社の朱塗りの鳥居のそばで、朱色の袴(はかま)の少女2人が会話している、ほのぼのとしたひとコマ。
また、要海政弘さんの遺作「ファミリー」は、一昨年の夏頃、天王寺動物園へ、みんなで撮影会に行ったときの作品。1人の婦人に見守られながら、3人の子どもが石造りのカバの背中で遊んでいる様子をとらえている。
中本さんは「皆さん、とても写真が上手になりました。要海さんの逝去は残念ですが、いい作品を残せたことは、よかったと思います」と述べ、大谷さんは「生き生き学園の新学期がスタートすれば、会員も増えて、さらに活気が出ることでしよう」と話した。
31日は午前9時から午後5時、4月1日は午前9時から午後4時まで。
その他の、出展の皆さんと、出展作品(題)。講師・大谷憲裕「雪の波止」、伊藤勲「仲睦まじく」、伊藤幸子「鐘楼に映える朱」、井上正資「楽しき休日」、小野香代子「好奇心」、北森久雄「元気っ児」、木村和代「静寂の中」、桑原耕作「厄払い」、下通子「ロマンいざなう」、武美樹子「メタリック」、田辺逸子「ご神木」、寺本美代子「子どもの世界」、仲田千鶴子「祈り」、永野光治「夕映え」、中本好子「吉野の桜」、中本義則「散策(組)」、西原純市「蝶」、畑下美江「清楚」、林民子「木の根道を越えて」、樋垣和子「ほのぼのと」、福本泰久「陰と陽」、前沢孝征「希望の光」、松山幸子「秋光」、道浦令一「アルプスをのぞむ」、宮野彰「幻想の世界」、森脇稔「掃き清める」、山口隆子「3時28分」、山戸正信「巡礼への道」、山本哲司「通れたよ!」、山本弘「吹雪く朝」、吉原光彦「砂丘に遊ぶ」、米岡正夫「シンメトリー」。
写真(上)は濱田千賀子さんの「マドンナ」。写真(中)は西本キヨ子さんの「かたらい」。写真(下)は要海政弘さんの遺作「ファミリー」。

更新日:2012年3月30日 金曜日 23:05

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