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♪歌声♪大正琴…活気~橋本市の「街ッち箱」

高齢化社会になることを見越し、和歌山県橋本市城山台の池田俊男さん(64)、かく子さん(67)夫妻が、約7年前に自宅近くの城山台2丁目46の6で、私財を投じて建設した私設公民館「街ッち箱」が、〝おしゃべり〟〝うたごえ喫茶〟〝音楽練習〟などの拠点となり、大勢の高齢者でにぎわっている。わが国は長引く不況風の中、まさに高齢化社会に突入しているが、この「街ッち箱」の姿は、日本を元気づける一実例ではないかと注目されている。
「街ッち箱」は2004年10月、約3000万円を投じ、約150平方メートルの敷地に建設した木造平屋(和・洋室)約70平方メートル。ほとんど木造りで温もりがあり、広い窓からは四季の光を採り込んでいる。
2月18日(土)には、恒例の「ふれあいサロン」(橋本市生き生き長寿課)が開かれ、集まった高齢者らが、悩み事、喜びごと、何でも話し合う〝食事&おしゃべり〟を楽しんだ。
〝うたごえ喫茶タイム〟では、池田さんがアコーディオンを演奏。高齢者らは、その伴奏にあわせて、「冬の星座」(堀内敬三作詞)や「揺籃(ゆりかご)のうた」(北原白秋作詞、草川信作曲)などを、声高らかに、懐かしそうに歌っていた。
また、琴伝流・大正琴サークル「ザ・街(ま)ッ琴(きん)ズ」が、3月10日、紀ノ川市の粉河ふるさとセンター大ホールで開かれる演奏会に向けて大正琴を練習した。
琴伝流大正琴和琴華会代表・木村和琴華さんの指導を受けながら、ソプラノ、アルト、テナー、ベースの各種の和琴をつま弾き、「花のワルツ」や「上を向いて歩こう」などの発表曲練習に打ち込んでいた。
参加者は、一人暮らしの高齢者が多いので、池田さんがマイカーでボランティア送迎。かく子さんは「きようは朝から雪が降り、参加者は少なかったのですが、それでもこの通り、皆さん、和やかに交流しています。いくつになっても、お互いに楽しく交流し、助け合い、笑顔でいることが、一番大切と思います」と話した。
「街ッち箱」では、毎週月曜日に「詩吟」(世話役=中岡孝茂さん)、火曜日は「大和がな教室」(講師=加藤裕子さん)、木曜日に「オカリナ」(講師=板東正裕さん)、を練習。「落語教室」(近石正人さん指導)、「絵手紙」(木村和琴華さん指導)や、「マンドリン」「ハーモニカ」なども練習している。
施設利用料は1人100円、昼食代400円、コーヒー100円。利用料は建物維持費などに充当、昼食はボランティアが作っている。
写真(上)は大正琴を練習する〝街ッ琴ズ〟メンバー。写真(中)は〝うたごえ喫茶〟でアコーディオン伴奏する池田さん。写真(下)は池田さんのアコーディオンに合わせて歌う参加者たち。

更新日:2012年2月18日 土曜日 23:34

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