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樹上で星空・野鳥観察~〝ツリーハウス〟棟上げ

    棟上げをすませた〝ツリーハウス〟
    棟上げをすませた〝ツリーハウス〟
    棟上げをすませた〝ツリーハウス〟
    〝ツリーハウス〟に一番乗りを果たした柴田さん(右端)ら
    地上7メートルで〝ツリーハウス〟 の組み立て作業をする会員たち
    地上7メートルで〝ツリーハウス〟 の組み立て作業をする会員たち

子どもたちに自然の中で育ってもらおうと里山づくりに取り組んでいる和歌山県橋本市の「橋本ひだまり倶楽部」(石井敏明会長、80人)は、11月13日、同市北馬場の里山〝ひだまりの郷〟で、コナラの樹上で〝ツリーハウス〟の棟上げを行った。近く完成させ、星空や野鳥観察に活用する予定で、子どもたちの〝勉強と遊び〟の拠点となりそう。
〝ひだまりの郷〟は橋本市運動公園の北側にあり、〝ツリーハウス〟はその南東側に設けた。1本のコナラの木を主柱にして、杉とヒノキの丸太の2本を柱にし、その上に床台を置き、四面には窓を切った杉の板壁で囲った。路上から床台までの高さは約7メートル、屋根までは約9メートルあり、室内は2メートル角の広さ。今後、屋根を葺き、押し上げ窓を作り、扉と階段を取り付ける。
会員の福智工務店の福智清さんの指導で、会員約10人が昨年4月から、仕事の合間をみて、柱を立てたり、板壁を作ったり。約7か月がかりで、棟上げにこぎつけた。〝ツリーハウス〟の裏側はコナラやクヌギなどに覆われ、メジロやヤマガラなどの野鳥、カブトムシやクワガタムシなどの昆虫がいっぱい。自然が静に呼吸している。
この日、クレーン車で吊り上げられた板壁を、福智さんらが床台に登って受け止め、チェーンソーなどで組み立てた。この後、会員らはハウスの下に米、昆布、酒を供え、子どもたちの安全を祈った。たまたま訪れた橋本市立紀見小学校4年生の柴田祐佳さん(9歳)は、さっそく〝ツリーハウス〟に登り、会員らに記念撮影してもらったあと、「ぐーんと背が伸びたように、遠くまで見晴らせて、気持ちよかったです。〝ツリーハウス〟一番乗りは、ずっと忘れません」と喜んでいた。
ボランティア設計・施工のリーダー役を果たした福智さんは「柱に筋交いも入れたし、とても頑丈です」と胸を叩き、会員で「郷土の森学習体験棟」の中西正和さん(日本野鳥の会和歌山支部幹事)は「子どもたちの野鳥観察の場には最適…」とにっこり。
石井会長は「私たちは行政から小学生の自然体験〝地域ふれあいルーム〟(毎月1回)の委託を受けています。星空・野鳥観察のほか、窯焼きピザ作り、タケノコ掘り、草木染め、木工体験など、終日、笑い声が絶えません」と話していた。

更新日:2011年11月13日 日曜日 15:35

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