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陶展・案内状に絵や木版画~手作りで北森さん

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手作り案内状と北森さん(自宅で)
    手作り案内状と北森さん(自宅で)
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手作り案内状と北森さん(自宅で)
    北森さん手作りの案内状
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陶芸教室で陶器の作り方を見せる北森さん
    陶芸教室で陶器の作り方を見せる北森さん

和歌山県橋本市隅田町山内668に住む陶芸家・北森義人さん(47)が、「陶展」開催について、陶芸ファンらに郵送している〝墨絵〟や〝木版画〟の案内状(はがき)が、「パソコンで案内状を制作する時代、手作りの案内状は、作家の温もりがあっていい」と、喜ばれている。北森さんは「今後も展示場の了解さえいただければ、手作り案内状を作りたい」と言っている。
2008年3月、橋本市恋野989のカフェ・ギャラリー「藪椿(やぶつばき)」で「陶展」を開いた際、自ら筆と墨汁をつかっても案内状に壷の絵を描き、「義人」という落款(らっかん)を押した。開催日時や場所などは裏側に印刷して郵送した。
すると、会場を訪れた陶芸ファンらは「ほとんどの案内状は、作品の写真などを、パソコンによるプリントアウトで済ませてしまう時代、手描きの案内状を受け取ることは楽しい」と、口をそろえた。中には、壷の絵の案内状を、額に入れて持参し、「こうして家に飾っています」と、見せてくれる人もいた。
そこで、北森さんは09年3月、兵庫県姫路市南町1の山陽百科店で開いた「陶展」の際、今度は、お茶碗を描いた木版画を作り、同店の快諾を得て、これを約1500枚の案内状に刷り込んだ。すると、わざわざ会場まで、案内状を持参する陶芸ファンが目立ったという。
同年11月、和歌山県田辺市湊710、ギャラリー「寿苑」で開いた「明かりと音展」の際にも、「明かり」「音」の字を木版画にし、案内状の表に刷り込んだ。同展は、陶器で作った照明器具と、陶器のスピーカーを出品。客は、いちいち「味のある案内状」と言ったあと、暗くした照明作品の中で、陶器スピーカー、真空管アンプ、普通の(インテグレーテット)アンプで、音楽を聴き比べ、楽しんでいた。
一方、美人の湯〝椿温泉〟で名高い紀南の椿郵便局で、たまたま美しい〝椿の絵〟の消印を見つけ、これをカフェ・ギャラリー「藪椿」で開いた陶展・案内状に押してもらった時には、会場の名前と、消印の椿に気づいてくれた人もいた。北森さんは、「案内状とはいえ、ありきたりなものにはできません。今後も工夫を凝らしたい」と話した。
北森さんは大阪芸術大工芸科卒。東大寺長老・清水公照師に師事。大鉢、絵皿、泥仏を共同製作し、修業を積んだ。近畿一円のデパート、ギャラリーで個展を開き人気上昇中。次回の「陶展」は、来年4月、大阪市の近鉄百貨店阿倍野本店で開かれる。


更新日:2011年9月27日 火曜日 08:26

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