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紀ノ川に〝逆さ二名山〟くっきり~雨引山、国城山

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紀ノ川の水面に映った〝逆さ雨引山〟(橋本市高野口町の紀ノ川北岸から)
    紀ノ川の水面に映った〝逆さ雨引山〟(橋本市高野口町の紀ノ川北岸から)
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紀ノ川の水面に映った〝逆さ雨引山〟(橋本市高野口町の紀ノ川北岸から)
    文字通り雨雲を引いている雨引山
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紀ノ川の水面に映った〝逆さ国城山〟(橋本市高野口町の紀ノ川北岸から)
    紀ノ川の水面に映った〝逆さ国城山〟(橋本市高野口町の紀ノ川北岸から)

紀ノ川に二つの山が映っている。その山が、もし、富士山なら、いずれも〝逆さ富士〟と呼ばれる。ここは和歌山県橋本市高野口町の紀ノ川の北岸。この下流の小田井堰(いせき)手前の水面に映っているのは、その向こうの雨引山(九度山町)。上流の岸上橋の手前に映っているのは、その向こうの国城山(橋本市)である。
 雨引山は、その名の通り、ほかの山々が晴れていても、この山だけは、雨雲が棚引いていることが多い。一方、国城山は、その名の通り、山頂に国城神社があり、この地方では一番多くの登山者が訪れる。ほかに市の北方には、三石山、岩湧山があり、いずれも古里の〝名山〟なのである。
 8月25日の午後、喫茶店の外をはしる雨脚を見て、フォトライター・北森久雄さんが、「こんな日は紀ノ川にうつる雨引山がきれい」と言う。「行ってみますか」と私が返し、車で小田井堰の近くまで走った。すると、確かに紀ノ川の水面には、雨雲のたなびく雨引山が映り、緑豊かな国城山が映っていた。
 「紀ノ川でこんなにきれいな山影は滅多に見られない」と北森さん。「運よくシャッターチャンスをもらいましたね」と私。紀ノ川は、ゆっくり流れているが、珍しく川の筋目は表れず、風紋も立っていない。南岸の河原の木々からは、無数の蝉声(せんせい)が沸き立ち、文字通り〝明鏡止水〟の心地よさである。
 北森さんは、カメラで、その風景を切り取りながら、「ここは、意外と知られていない、橋本の観光ポイント。展望基盤さえあれば、大阪から観光客が来てくれると思う」とつぶやく。私も、首を大きく縦に振った。
               蝉声やわれにも映る二名山  (水津 順風)


更新日:2011年8月28日 日曜日 00:20

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