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真田幸村を名調子で講談~9月、旭堂南左衛門さん
戦国武将の真田昌幸・幸村父子が閉居した舞台、和歌山県九度山町の九度山町ふるさとセンター5階で、9月16日(金)、真田一族の物語をいきいきと紹介する「旭堂 南左衛門 講談会」が、開かれることになった。
毎年春「町家の人形めぐり」を開催している九度山町住民クラブ(阪井賢三代表)が企画した。過去5回は落語会を開いてきたが、今回は、趣向を変えて、初めて講談会にした。
当日、演じられるのは「上方講談」で、先ず旭堂南左衛門さんの弟子の旭堂南斗さんが「真田大助駿府の使者」(難波戦記)、同じく弟子の旭堂南舟さんが「大助の初陣」(難波戦記)、南左衛門さんが「徂徠豆腐(そらいとうふ)」(赤穂義士伝)を語る。
さらに中入り後、南左衛門さんが「九度山の真田幸村」(難波戦記)について話芸を披露する。
午後6時に開場、同7時に開演。会場は町役場の隣にある。入場については、「まちおこし基金」一口1000円で、入場券1枚がもらえる。九度山町住民クラブは、同基金を来春開く第4回「町家の人形めぐり」の資金に充てることにしている。
阪井代表は「真田一族ゆかりのこの地で、名調子、旭堂南左衛門さんの講談を聞くのは、楽しいと思います。ぜひお越しください」と言っている。
問い合わせは、九度山町住民クラブ(0736・54・2165)か阪井代表(0736・54・2165)。
更新日:2011年7月17日 日曜日 16:40