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地蔵盆は灯ろう奉納で~橋本の子安地蔵寺

    地蔵盆に奉納する灯ろうと島田住職
    地蔵盆に奉納する灯ろうと島田住職
    地蔵盆に奉納する灯ろうと島田住職
    地蔵盆に参拝者が突いて祈願する子安地蔵寺の鐘

和歌山県橋本市菖蒲谷の高野山真言宗・子安地蔵寺は、8月24日の地蔵盆に境内に飾る先祖供養や安産祈願などの「灯ろう」を奉納する希望者を募集している。沢山の灯ろうが境内を照らす風景は、地蔵盆にふさわしく、島田弘恭住職は「心静に鐘を突いて、灯ろうに火をともし、祈って下さい」と言っている。
灯ろうは高さ約30センチ、縦横8センチ角の角柱型で、下部に燭台があり、周囲を囲った和紙には、同寺に「先祖供養」「安産祈願」「水子供養」「家内安全」と筆で書いてもらう。
毎年、地蔵盆では、本堂や鐘楼などから境内に紐(ひも)を張り、灯ろう約300基を吊るし、燭台のろうそくに火をともす。本堂では島田住職が、参拝者の願いを受けて読経。参拝者も手を合わせる。
また、境内隅にある釣鐘は安永7年(1778)鋳造で、第2次大戦時は金属回収のため、呉工廠(こうしょう)に運ばれたが、材質検査で穴が開けられただけで、戦後、同寺に里帰りした。穴はあるが、鐘の音は昔のままで、鐘楼は地元の中西久三さんが寄進したという。
地蔵盆の灯ろう奉納の行事は、途絶えていたが、約10年、島田義弘・前住職が復活させた。地蔵盆には、参拝者が鐘を一突きした後、灯ろうに火をともし、本堂に参拝。浴衣姿の家族連れらが、境内で記念撮影するなど、夏のひとときを過ごす。灯ろう奉納は1基3000円。問い合わせは同寺(0736・32・1774)。

更新日:2011年7月2日 土曜日 02:28

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