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鮮やか〝五色の椿〟高野山・参詣者ら感激
1本の木に5種類の花を咲かせる「五色八重散椿(ごしきやえちりつばき)」が、和歌山県高野町の高野街道沿いで満開になり、高野山参詣登山者らの目を楽しませいる。
高村忠広さん(72)(同県橋本市)所有の家の庭の1本で、樹齢は100年以上、樹高約6メートル、幹周り約1メートルもある。赤や白、白地に赤と白の縞模様が入った種類など、直径7~10センチの花を無数につけている。
場所は元・白藤小の南約100メートル。通りがかりのハイカーらは、「とても色鮮やかで、こころに迫る」と、感嘆の声をあげている。根元を彩る「落ち椿」にも、独特の風情があり、見頃は5月上旬まで続きそう。
高野町内での「五色八重散椿」は、高村さんの庭と、約100メートル南の民家の庭、高野山・金剛三昧院境内の3か所が、花ファンに知られている。
(写真はフォトライター 北森久雄さん撮影)
更新日:2011年4月25日 月曜日 16:30