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天才数学者・岡潔博士の伝記絵本出版、児童に配布

    子どもたちにと出版された岡潔博士の伝記絵本
    子どもたちにと出版された岡潔博士の伝記絵本
    子どもたちにと出版された岡潔博士の伝記絵本
    幼い頃の岡博士と友だち
    地面に数学の問題を書く少年・岡博士
    地面に数学の問題を書く少年・岡博士

子どもたちに楽しい算数・数学教育を推進している「橋本市岡潔数学WAVE」(西芳文会長)は4月上旬、郷土の世界的な天才数学者・岡潔博士(1901~1978年)の伝記絵本「岡潔博士ってだぁーれ」(発行所=株式会社響文社)を出版した。絵と文は、同市城山台に住む童話作家・佐藤律子さんが執筆。岡博士の愉快さ、偉大さを面白く描いている。この伝記絵本は、同市内の全入学児童と、全学校・園などにプレゼントし、4月20日には全国の書店でも発売する予定。定価(本体1200円+税)。
絵本はA4版、35ページ。ストーリーは昔、おじいちゃんの「カッパッパ」が、同じ年頃の子どもだった岡博士が大好きで、よく一緒に遊んだこと。岡博士は、ひまさえあれば、地面に数学の問題を書いて、考えていたこと。やがて、地球上で、誰も解けなかった数学の難問を解き明かし、世界の人々を驚かせたこと。文化勲章を受章した後も、みんなが仲良く暮らしてほしいと願って、何冊ものすてきな本を書いたことなど。この素晴らしい物語を、幼い「ちいカッパ」が、「じいちゃんカッパッパ」から教えてもらう形で、わかりやすく描かれている。また、絵も、じいちゃんカッパッパに肩車してもらう、ちいカッパや、子どもの頃の、昼寝するじいちゃんカッパッパと読書中の岡博士、勲章を胸にした岡博士と著作物などが、水彩でカラフルに表されている。
佐藤さんは作者のことばとして、「岡潔博士は、世界中の数学者がどうしても解けなかった問題を、20年以上かけて解き明かした熱意の人でした。ある時は地面に問題を書いて考え、またある時は、一日中峠に立ちつくして考えつづけた博士の姿は、今も博士のふるさと、和歌山県橋本市の人々に語り継がれています。『人が先、自分は後』を信条とし、『情緒』という日本の心の大切さを伝えつづけた岡潔博士。『一人でも多くの方に、そんな博士の魅力に出会ってほしいな』『日本のすばらしさや、学問する楽しさを再発見してほしいね』そんな願いを持つ仲間がわいわい集まって…ちょっぴり不思議で楽しい絵本が誕生しました」と書いている。また、橋本市社会教育公認団体「橋本市岡潔数学WAVE」は「岡博士の名誉市民50周年を記念し、市の委託を受けて、絵本を制作しました。子どもたちに岡博士のことをしってほしい」と、出版の理由を述べている。
株式会社響文社=〒062・0011 札幌市豊平区美園11条4丁目2の20、電話(011)831・7146)
橋本市岡潔数学WAVE=(橋本市教育委員会教育総務課内)電話(0736・33・1119)

更新日:2011年4月6日 水曜日 14:02

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